激動すぎた一週間・IPO挑戦記~お金のはなし⑧~

※このnoteは投資完全初心者の朝活ナースが、自らの貯金を用い資産増加を図る悪戦苦闘日記なのである。前回のnoteでは前週差で若干の悪化も、大きな上昇材料がない一週間であったこと。そして4月22日（木）に新規IPO予定のビジョナル株式会社（4194）について、初めてのブックビルディングへ参加したことをお伝えした。今回はそんなわたしが送る、8度目の定期報告だ。最初にお伝えするが、過去で最も変化の大きな一週間であった。大きくは①初めてのIPO参加②保有銘柄の追加購入③保有銘柄の大幅下落である。順を追って紹介していく。

2021年4月16日現在の投資結果公開

それでは今日も今日とて結論から申し上げよう。こちらが購入銘柄の一覧と現在の評価損益、そして前回4月9日との比較である。

まとめると、
「①パランティア・テクノロジーズ（PLTR）を追加購入、②評価損益では大きな含み損を継続③前週差では約7万円の大幅悪化」となった。なぜこんなに投資が下手なのか、目が疑うほどの結果である。
ちなみに世の中の金融市場はどうかというと、どうやらNY株は過去最高値を更新する勢いらしい。どうした私。世の中の不幸をすべて受け入れているのかもしれない。

NY株最高値、164ドル高　米企業決算期待で ｜ 共同通信

↑とんでもない利回り…

新規IPO挑戦記（ビジョナル株式会社（4194））

まずはビジョナル株式会社IPOへの参加について振り返りたい。
結論は「抽選で落選（倍率140倍）し、購入はできなかった」。ただし百聞は一見に如かずの経験をすることができた。今回は自分の体験を備忘録として綴りたい。※証券会社は楽天証券

新規IPOへ申しむ全体の流れは①ブックビルディング②購入申込③抽選だ。すべてのステップを踏む必要がある。
①ブックビルディング（04/07～04/09）
ここでは仮条件に対して自分はいくらの入札を希望するかを登録する。このステップを踏まえて最終の公開価格を決定することになる。注意点は二つ。一つ目はこの希望価格＝購入価格ではないこと。二つ目はここでキャッシュ/買付可能額を確保する必要はないということだ。私はこの認識を誤り、愛する保有銘柄を早々に売却してしまった（前回note参照）。
②購入申込（04/13～04/15）
ここでは、確定された公開価格への購入申込をする。公開価格からびた一文安く買うことも高く買うことも許されない。ここでの注意点は、この申し込みで購入価格に相当する金額を預り金として支出することになるということだ。すなわち申込の段階でキャッシュが必要となる。申込期間は非常に短いため、例えば投資信託を購入資金に充てる方は現金化までの期間に注意する必要がある。
③抽選（4/15）
最後は運の世界である。今回の倍率はなんと160倍だった。こんなん当たらんね笑。最初から当たる気満々で挑んだ私が愚かだった。だからといって倍率が低くて当たりやすければ良いかというとそうでもない。なぜなら倍率が低い≒人気が低いため、初値が公開価格を下回る可能性が高くなるからだ。（ちなみに落選時に即座に預り金が返金となった。別の銘柄を購入した話は後述する）

以上を一通り取り組んで得た感想は以下の通りだ。
・人気銘柄については初値で大幅な利確が期待できる
・しかし、抽選倍率が高くきわめて当選を期待できるものではない
・したがって自らのポートフォリオを崩してまで応募する必要はなく、余剰の現金資産を割り当てるべきである
・ブックビルディング～抽選までの期間はドキドキして仕事に集中できない

朝活ナースとしては機会とやる気があれば再挑戦したいが、ひとまずは上記を踏まえ、いったん距離を置こうと思う。

個別の状況

①パランティア・テクノロジーズ（PLTR）について
前回このような記載をした。

ここ最近は上昇傾向となってきた。どうやら4月14日にソフトウェアデモイベントなるものを実施するらしい。実際のホームページを訪ねたが、相当気合が入っていることが伺える。BtoG＋BtoBビジネスのため実態が分からない部分も多い企業である。ここで将来性を感じられるようであれば買い増しも検討していきたい。

まさに4月14日のソフトウェアデモへの期待感からか、その前日に株価は8.9％もの上昇を見せた。この時の朝活ナースのウキウキ感たるや、すごいものだった。

それが今やこうである。11％の下落。。。なんなら先週より下がってるやないかいっ！！！

イベント・新しいプレスリリースへの期待を見事に裏切ったということであろう。一生懸命準備したであろうイベント後に株価が下がるって関係者からしたら辛いよね。

株価の動きはひとまず置いて、朝活ナースはパランティアへの追加購入を行った。これは先述したIPOの預り金を利用したものだ。長い目で動きを見ていきたい。

②エディタス・メディシン（EDIT）について
これまた衝撃的である。医療業界の激務を終え最高の華金を迎えるべく一人ピザパを敢行した朝活ナースはほろ酔い状態で眠りについたのである。翌日、保有銘柄の株価を確認すると一瞬で目が覚めた。一晩で15％も株価が下落したのである。これが株の恐ろしさ。。。しかもエディタスがBadニュースを報告したわけではないのだ。この株価下落の理由はゴールドマンサックスがエディタスの目標株価を20＄に下げたかららしい。

なんやねんそれ。。。繰り返す。なんやねんそれ。なんやねん。。。
不思議なことは同じ技術を用いているモダリスについてゴールドマンサックスは3月24日に新規買い推奨、目標株価を大きく引き上げていることだ。両社ともにここ最近目立ったプレスリリースをしていないため、ゴールドマンがどういう判断軸でレーティングをしているか細部までお聞かせ願いたいものだ。（というか恐らく、来週モダリスも大きく下げそう泣）

最後に

動きがありまくりの一週間だった。損は大きいが学びは一生であると自分に言い聞かせながら、短期での損得に振り回されないように動いていきたい。取り敢えず次週は給料日だ。心を強く保ちたい。
おしまい。（続く）