アジアンフィーバー、熱狂の水かけ祭り
首都バンコク。
タイもそこそこ日本。
街は日本語であふれている。
和食屋もそこらじゅうにある。
鳥居?
日本人の多さは言うまでもないが、欧米人の多さも際立っている。
ベトナム戦争中にアメリカ兵が保養としてタイに訪れていたのがきっかけらしい。
有名なカオサンロードなんかは完全に外国人仕様になっており、夜は頭おかしいんじゃないのってぐらいの爆音BGMが耳をつんざく。
サソリは、殻だけを食べてるような感触。
表面に付けられた味だけで、これ自体は無味っぽい。
旧正月に開催される水かけ祭り、ソンクラーン。
相手が誰だろうがお構いなしに水をぶっかけ合う。
無礼講。
水で体を清める仏教の伝統行事が起源だそうだ。
アジアンフィーバー!
意味はわからんがベビーパウダーもぶっかけまくる。
警官だろうが無差別攻撃。
無礼講、無礼講。
男?
男。
3日間このフィーバーは続く。
おかしい。
男。
同系統の顔を何度も見たので、工事する際のひとつの型になってるのだと思う。
でも男にしては小顔すぎるし、やっぱ女なのかな、とっさにカメラを向けられて完璧に女の子らしいポーズを決めちゃうなんて、少なくとも心が女でなきゃできない所業だ。
そろそろバンコクを発とうかなという時にたまたま祭りがあるらしいと聞いて、別に興味ないけどちょっと見てみるか、ぐらいのノリだったのだが、思いのほか楽しんでしまっている自分にびっくりした。
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