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デリーで感じたインドのクリーンさと健全さとポテンシャル

首都デリー。

長きにわたって宗主国イギリスの食い物にされてきたインド。
今やそのGDPはイギリスを抜いて世界5位。
2030年までに人口は中国を抜いて世界一の人口大国に、GDPは日本を抜いて世界3位の経済大国になるとの予測。
ポテンシャルしか感じない。

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この国にはビーフカレーもビーフバーガーもありませんよ。

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自由の国、インディア。

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自分でも何を言っているのかわからないが、僕はこのきったない国をクリーンだと感じている。
この喧騒と貧困の中でも、悲壮感は漂っていない。
もし自分がここの貧困層に生まれ育ったとしても、それほど不幸な人生でもないかも、と思わせるものがある。

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手のつけようのないほどのカオスだから、 富裕層であれ貧困層であれよそ者であれ、このカオスの渦に身をまかせて生きていくしかない。
どんな未来が来ても、このカオスとエネルギッシュさはインドの本質、ずっと変わらないでいてほしい。

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クレイジーインディアン。

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たまたま通りかかっただけなのに、、、聞いてないよ。

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16~19世紀、インドはトルコ系イスラム教徒の支配によるムガル帝国であった。
現在も、イスラム建築があちこちに残り、ムスリムも少なからずいる。

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インド・イスラム建築の最高傑作、タージ・マハル。

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パーフェクトシンメトリー。

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モスクのようにも宮殿のようにも見えるが、これはムガル帝国第5皇帝が妃に捧げた墓。
妃の称号ムムターズ・マハルが後にインド風の発音に変形して、タージ・マハルと呼ばれるようになった。
22年の歳月をかけ、1653年に完成。

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ムガル帝国の支配層とインドの大衆は民族的に別系統。
超神経質な完璧主義をあらわにしたこの建造物と、 超いいかげんなアナーキズムをあらわにしたインドの風土は、まさに対極。

インドでも指折りの観光地だが、意外に外国人よりインド人観光客の方が多い。
柵を越えて立入禁止のエリアで写真撮影をしたり、「静粛に」と書かれた墓廟ドーム内でむやみに大声を上げてエコー効果ではしゃいだりするインド人たちに、ムガルの亡霊の嘆き声が聞こえてくるかのようだった。

この街で滞在した部屋、現代インド人のペンキ塗りのクオリティ。

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ポテンシャルしか感じない。


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