孑孑日記39 消えない不安

 就職が決まって氷解すると思われた不安が、まったく消えない。僕の不安は、就職先がないために募っていたわけではないらしい。いや、きっと将来の不安には変わりないのだ。ただ、その機関がいつまで存続し、僕の雇用もされるのか、まったく不透明であるから生じているのである。
 こう考えはじめるともうおしまいである。どんな就職先であっても、なくならない保証、解雇・罷免されない保証なんかない。だから、そうならないように努めるほかないのだが、僕は努力したところで多くとも全体の1/3程度しか左右できないと考えているから、どうにもならないことですべて失うことがかなり現実的なものに思える。
 間違いなく、考えすぎだし、杞憂である。もちろん頭ではわかっている、わかっているんだけれども、どうしても心がついてこない。そうなる可能性を、どうやっても否定できないのだ。これを克服している人はいったいどんな心持ちなんだろう? 不思議なことだ。


まったく関係ないが、これまで書いてきた記事は10分くらいで校閲もせずに書いて公開している。つまり書きつづける練習だ。しかし、いまからでも消したい、悲惨な記事がいくつもある。でもどうせ生きてるだけで赤っ恥だ、もうどうにでもなれ。

(2023.9.13)

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