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熊本で創作のためのギャラリー&シェアアトリエという場所を作ったので地元の人たちにもっと知ってほしい

「あとりえーる・ぎるど」を立ち上げて1年目

2021年12月に上熊本でオープンした「あとりえーる・ぎるど」。
ギャラリーを併設した、シェアアトリエです。
現在 デザイナーの浅色と、作家の青柳ゆうりの二人で運営しています。

なぜギャラリー&シェアアトリエなのか

主運営者である私 浅色は、もともとwebデザイナーとして生計を立ててました。長くお勤めのデザイナーをしていましたが、個人事業主として起業してからは、同時期に虐待防止に関する社会活動も始めておりました。
2018年からは「毒親アートフェス」という虐待され生き延びてきた人たちの絵や写真や文章をアートという形で公募し、毎年展示会を行っています。
(後述にリンクを掲載します)

その毒親アートフェスを続けていく中で、自身もより深くアートに関わる活動を始めたいと思いはじめ、「自分もギャラリーを運営したい」「もっと敷居を下げて気軽に通える、アートに関われる場所であったなら」といった思いからシェアアトリエという構想を思い至りました。
また名古屋で長く働いてましたが、
2020年末より縁あって地元熊本に引っ越ししてきて、「田舎でももっとアートが活発になればいいのに…またそういったことに貢献できる場所をつくりたい」という気持ちから、現在のあとりえーる・ぎるどの形ができました。

ギャラリー&シェアアトリエとは?

◆あとりえーるぎるどのギャラリー

制作した作品などを飾ることができる貸しギャラリー。
個展やグループ展などでお使いいただけます。
大阪や東京にいかなくても地元で気軽に展示を企画・参加できる場所でありたいと思っています。
ギャラリー以外にも色々なスペースとしてお貸しできます。

◆あとりえーるぎるどのシェアアトリエ

アトリエ(制作場所)のシェア(共有)という考えのもと、
利用料を払うことで、備え付けの画材を自由に使うことができます。
ウィンザーニュートンの透明水彩、インクテンスの水彩色鉛筆、ofufuのマーカー、アクリリックのアクリル絵の具など、
学校ではあまり使うことのない多様な画材を揃え、手ぶらできても楽しめる場所です。

またコワーキングスペースとしての利用や、イベント利用、作品の委託販売や、ただの雑談や悩み相談などとしても利用できます。

現在のあとりえーる・ぎるどのチラシ表
チラシ裏

これまで私が経験してきたことをもとに作ったシェアアトリエですので、「創造・対話・寄り添い」というテーマを付加して、運営をしていこうと決めました。
「生きづらい方たちの居場所」としても活用してほしい気持ちもある一方で、「心身ともに健康です」という方たちも、もちろん歓迎しています。
色んな人のそっと背中を支えていけれるような場であればいいねと運営二人で話してたりします。
絵が、画材が、創作が、いろんな好きが集う場所に、また地元のそういった好きを育てれる場所に「あとりえーる・ぎるど」がなっていきたいと考えています。

noteクリエイターサポートプログラムに応募した理由

立ち上げは運営メンバーの自己資金で賄っているのですが、正直、金銭面で厳しいです。アトリエの充実や運営費に充てたいと考えています。
またこのシェアアトリエをより多くの人に知ってもらうためのサポートをしてもらいたく、プログラムに応募しました。

■希望するサポート時期

2022年12月〜2023年12月(可能な限り)

■支援してほしい内容

・運営費用や画材・設備の導入費
・運営についてのアドバイス
・イベントなど、シェアアトリエの認知を広げるための活動

私について

webデザイナーとして15年以上働いてきました。2017年に起業し、その時期から同時に虐待防止への社会活動もはじめ、昨年よりギャラリー&シェアアトリエ「あとりえーる・ぎるど」を開き運営しています。

私と、活動についてはこちらのURLもご覧ください

◆あとりえーる・ぎるど(公式サイト)

◆クラウドファンディング達成 2022/08/08まで

◆浅色デザイン(webデザイナーとしてのHP)

あとがき

2016年に熊本地震という大きい被災をした地元熊本。
当時名古屋に住んでいた私は、故国が気になりながらも気軽に足を運べる距離ではありませんでした。
ニュースを見るとボランティアが集まりすぎて復興の妨げになるのも気が引けるし、せめてと思い募金くらいしかできませんでした。
熊本の友人らの話を聞くと、今でも地震が起こると怖いという話をよく耳にします。
一見すると生活自体は支障なくできる状態ではあります。
ただ、直しきれてない道路の歪み、崩れそうなまま放置されてる空き家、まだ復興途中の南阿蘇の路線など、この地に暮らしてところどころそういったところも見かけました。
当時のニュースを聞いてから、ずっと故国熊本のために何かをしたかった思いがありました。
自分にできることが何か。
自分だからできることが何か。
それがシェアアトリエ&ギャラリー「あとりえーる・ぎるど」という居場所を作ることなのではないかと思い、今日に至ります。
直接的な復興支援ではないかもしれませんが、
人と人、心と心を繋ぐこと。
そして今までは都会に出ないと繋がれなかった「創作の仲間」がいる場所を、可能であれば今後何十年も続けていければと思っています。
長くなりましたが、どうか応援よろしくお願いします!

ここまで読んでくださりありがとうございました。 もし活動にご共感いただけましたらサポートいただけますと幸いです。