脳疲労にプロテインが効く!?


疲れの原因は脳の栄養不足?

とにかくだるい、身体が重い、頑張れない。
そういった疲労感に苛まれるときはありませんか?

それが一過性のものだったら、よく寝て、美味しいもの食べて、
ちょっとゆっくりすれば良くなると思います。

でも、それが何日も何ヶ月も続くとつらいですよね。

そういったときは、心の悩みやストレスが関与していると思います。

あとは、元々悩みやすい性格であるとか。

そういった状態、そういった性分の人は、
脳のエネルギーを人一倍消費しているんです。

よく、脳の栄養源は糖と言いますよね。

だから疲れたときは甘いものが食べたくなりますし、
脳への栄養補給としてブドウ糖飴が売られているのもよく見かけます。

だけど、脳が活動するには他の様々な栄養素も必要で、
実は疲労感や思考力の低下にはタンパク質やビタミン、
ミネラルの不足が関わっている
のです。

例えば鉄分。

これが不足すると、貧血になったり
立ちくらみが起こったりするというのは
誰もが知るところですが、
鉄は全身に酸素を運ぶ役割を担っているのです。

だから鉄が不足すると、脳内の酸素も不足して
疲労感を感じやすくなってしまいます。

酸欠というのがピンとこないかもしれませんが、
身体が酸欠というと分かりやすくないですか?

身体が酸欠になると
細胞分裂がうまくいかなくなってしまうので、
身体がどんどん疲弊したり、
病気に転じやすくなったりしてしまいます。

脳には身体を動かしたり思考したりする役割があるので、
脳が酸欠になると脳の機能が低下します。

そのうえ酸欠によって活動が妨げられてしまうと、
さらに考え事をしたりストレスがかかったりして、
疲労感に転じてしまうのです。

活動がうまくいっていないのだから、
もうこれ以上考えられません、キャパオーバーです、
という状態になります。

こういったことが
脂質やビタミンB群などの様々な栄養素に言われるわけです。

今回最もお伝えしたいことは、特にタンパク質。

タンパク質が不足すると、集中力ややる気の低下に苛まれます。

脳が作り出す神経伝達物質、
セロトニンとかドーパミンって聞いたことはありませんか?

やる気スイッチ、やる気ホルモンなんて言われるものですね。

あとギャバとかね。

これらは全て脳で作られるものなのですが、
これらの生産にはタンパク質が関わっているということなんです。

頭が思考するとき、ストレスがひどいときは、
特にタンパク質を多く消耗するというわけです。

これを知ったきっかけは私の実体験です。

去年、ものすごくストレス過多な時期があったのですが、
その時は非常に疲労感を感じていました。

特段、身体に疲れるようなことはしていないし、
身体に不調を感じてもいない。

だけどいろいろ頑張らないといけなくて、
ストレスがあることは自覚していましたので、
ストレスのせいだというふうには思っていたのです。

自分の身体をスキャンしたときに、
とにかく身体よりも頭に疲労感が集まっていました。

身体のスキャンというのは筋反射を使うのですが、
ここでは割愛します。

こういった話はプレミアム放送でしていきたいと思っています。

自分の身体を客観視したときに、
これだけ脳の随所が疲労感を感じていたら身体も感じるよな、
とは納得したのですが、
脳の疲労・停滞を私はストレスだと断定したので、
頭が元気になるものないかと身の回りの専門家に聞いてみました。

その中で脳に効くものとしておすすめをされたのは、今流行りのCBD。

でも、私は全く聞かないんです。

いろいろなものを試しました。

よくあるのが、スポイトでオイルを舌の下に垂らすもの。

何種類ものCBDオイルを試してみましたが、あまり効果を実感しない。

うちのメーカーのこれは他と違って効くよとオススメされて、
その都度取り入れてみましたが、私はあまり実感しなかったです。

その上で、またさらに友人に聞いていくと、
舌下が効かない場合はカプセルがいいと言われて、
サプリメントタイプのものも試しました。

しかも濃度がかなり濃いやつ。

でも特に変化は感じなかったんですよ。

勘違いしていただきたくないのは、
個人差があるということです。

決してCBDに効果がないと言いたいわけではなくて、
効く人には効くし、私のように効かない人には効きません。

ちなみに、CBDは眠れない、寝付きが悪いなどの
睡眠障害には効くという声があります。

私はストレス過多であっても眠れるし、
寝付きもいいので効果を実感しづらかったのかなと思います。

人間の構造、整体の観点でいくと、
脳に血流を送ってあげれば結構解消します。

だから鍼とか、自分でマッサージしたりほぐしたり、
様々なアプローチをしました。

逆立ちもいいですよ。

それでいささか改善します。

だけど、大元の根本原因となっているストレスがずっと続いている限り、
脳がストレス状態にさらされ続けるので、
そのストレスが強ければ強いほど
外側からのアプローチだけでは太刀打ちできない
という状況もあると思います。

そもそもやる気を起こさせる
セロトニンやドーパミンが不足しているので、
そういった外側からのアプローチのための行動を
頑張り続けるのは難しいですよね。

この状態、いつまで続くんだろう。

頭が疲れて、身体も疲れているように錯覚させられていく。

そんな状態が続いていたとき、
とあるアーユルヴェーダのセラピストさんで、
食育にもかなり精通している方に、
「れいかさんは思考をするときに、
特にタンパク質を多く消耗するタイプなので、
プロテインを日常的に取ってみてください。」
と言われました。

冒頭にもお話しましたが、
思考過多な人とか、ストレスが尋常じゃないときで
頭をものすごく使わなきゃいけないときというのは、
タンパク質を必要以上に消費してしまう
のだそうです。

それまでの私は、プロテインに対して反対ではありませんでしたが、
長年常飲するのはどうかなと考えていました。

それは、なるべく人工的なものを避けて
自然なものを取り入れていきたかったからです。

なので、どうしてもタンパク質が不足しやすい
妊娠中に飲んでいましたが、それ以外は常飲していませんでした。

ですが、このセラピストさんのアドバイスを受けて
早速試してみたところ、結構効果があったんですね。

それは始めて3日ぐらいで手応えを感じました。

午前中と夕方の2回、
コンスタントに毎日飲み続けていると
確実に調子が良かったんです。

だけど忘れるとまた元に戻っていく、
そういった感じがありました。

プロテインって、牛乳とかミルク系を混ぜて飲むじゃないですか。

それが、必要以上にお腹が膨れてしまうというか。

それで今、空腹じゃないから飲みたくないな、
みたいなふうになると後回しにしてしまって、
それで飲まない日が何日か発生してしまう。

習慣づいていないので
プロテインを毎日は続けられていないのですが、
飲むと確実に変わるので、
タンパク質を脳内で消費していたんだなと実感したわけです。

そのときに、現代人にはこれが必要な人が多いんだろうなと思いました。

中でもVoicyのリスナーの皆さんには、
同じように頭フル回転で頑張っていらっしゃる方が多いと思ったので、
この話が役に立つのではないかと思いお話しました。

次のチャプターではプロテインの選び方と、
私が飲んでいるプロテインをご紹介したいと思います。


脳疲労に効くプロテインの選び方

プロテインは、昔は筋トレをする方々専用の飲み物と思われていましたが、
ここ最近は結構メジャーになっていて、
美容や健康のために取り入れるという方々も増えてきていると思います。

なので、言うまでもないかなとは思いますが、
プロテインを飲んだら太るということはありませんし、
プロテインで筋肉がムキムキになるということもありません。

プロテインというのは、
主にタンパク質を摂取するための飲み物なのですが、
人間の身体の60%以上を占める水分の次に多い成分がタンパク質なんです。

人間の約20%がタンパク質で、
筋肉だけじゃなくて、髪の毛も肌も爪も、内臓や血管の膜も、
とにかく人間の全てにタンパク質が関わっています。

タンパク質とひとまとめで言っていますが、要はアミノ酸です。

タンパク質には20種類のアミノ酸があって、
そのうちの9種類が身体では作り出すことができないので、
身体をちゃんと機能させるためには外側から十分な量を補う必要があります。

それらが不足するということは、
人間を構成する材料が不足するということとイコールになりますので、
健康面や機能面が衰えていきます。

そして、今日のテーマでお伝えしている通り、
タンパク質と聞くと身体のためかと思いきや、
頭脳にも栄養素として必要な成分なので、
思考過多の状態だと必要以上に消費してしまっている。

というわけで、タンパク質の不足というのは身体だけではなく、
頭にとっても思考にとっても良くないということなんですね。

食事から必要量を十分に補えるのであれば、
それがいちばん理想ですが、忙しい毎日だったり、
それこそストレス過多で食事が傾きがちだったり、作る気力もない。

そういったときは、やはり便利なアイテムを活用するのが
非常に有効な手じゃないでしょうか?

先ほどお話した通り、私はできれば自然体のままで過ごしたいので、
一生プロテインを飲み続けるつもりはありませんが、
ストレスが強い時期、どうしても脳疲労を感じやすい時期、
そういったときは積極的に取り入れたいと思います。


プロテインには動物性と植物性がありますが、
脳疲労にはホエイプロテインという動物性のものを選んでください。
特に、グラスヘッドのホエイが望ましいです。

グラスヘッドというのは、
天然の牧草で育てられた牛のミルクから作られたものです。

植物性のものはダイエットにいいとは思いますが、
今回目的としているのは、消耗しやすい身体の細胞を
より早く復活させていくことなので、
身体を作る目的においては動物性の方が合うのかなという印象です。

動物性プロテインと植物性プロテインの違い、
これについて詳しく話すと、もっともっと時間がかかってしまいます。

ネットで調べればいくらでも情報が出てくるので、
興味がある方は調べてみるといいと思います。

もうひとつ注意していただきたいのが、
人工甘味料不使用という点です。

というわけで脳疲労にも効くプロテインのやり方としては
「グラスヘッド・ホエイ・プロテイン・人工甘味料不使用」
などと検索して見られるのがいいかと思います。

一応私が飲んでいるものもご紹介しておきますね。

一番気に入っているのは「TEAプロテイン」。
リンクを貼っておきます。

このプロテインには余分なものが全く入っていなくて、
着色料・保存料・人工甘味料香料不使用など、
かなり高品質なものです。

▼TEAプロテインはこちら

フラックスコンディショニングという、
代官山にある北島康介さんも監修に入っていらっしゃる会社が
提供されているプロテインかと思いますが、
以前私はこれの抹茶味を飲んでいたのですが、
今ネットを見たら載っていないですね。

聞くところによると、需要と供給が追いついていない。

高品質すぎて大量生産できないんだけれども、
欲しい人がたくさんいるので、
タイミングによっては何ヶ月も待つ場合があるそうです。

興味がある方はぜひサイトを覗いてみてください。

このTEAプロテインはちょっと入手がしづらいかもしれないので、
もうひとつご紹介します。

ピュアダイアモンドというホエイプロテインです。

3種類あって、プレーン、エスプレッソ、ルイボスです。

▼ピュアダイアモンドはこちら

今飲んでいるのはコーヒー味なのですが、
友人宅でルイボスを牛乳で割ったものを味見したら美味しかったので、
次はルイボスを開封しようかと思っています。

こちらのプロテインの商品リンクも貼っておきます。

他にもまだまだいいプロテインはたくさん世の中にあると思うので、
オススメがあったら逆に教えてもらえたら嬉しいです。

というわけで今回は、
プロテインが心にまで効くサプリ的な感じでお話をしてみました。

身体作り目的で使われているプロテインが、
脳疲労に効くというのはあまり知られていないことだと思うので、
今回の話は意外だった方が多いのではないでしょうか?

思考過多、ストレス過多、頭がゴチャついている人には
今回の話がお役に立つかと思いますので、
ぜひ試してみてください。

心と身体に効くドリンクシリーズ。

重曹水、そして白湯とハイパーコスパのものをご紹介してきましたが、
今回はコスパ的には別にという感じですね。

グラスベッドのホエイプロテインは結構なお値段がしますからね。

でも、頭がストレスや緊張状態で
脳疲労を必要以上に感じ続けているよりは、
2〜3ヶ月は便利なものを取り入れて、
ひとまず沈静化させて、
そして日常では重曹水や白湯などを併用して、
バランスを整えながら健康な身体を作ってくことが一番いい
と思います。

▼音声で聴きたい方はこちら


(2022年10月24日配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!