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映画館1日3本デー


みんなが憂鬱だと言う平日月曜日に、あえて"ハッピーマンデー"と名付けて映画の料金安くするの、やっぱちょっとイカれてて好きだな。

と思ったのでそもそもなぜ月曜日と調べたら、はじまりは祝日を移動させ連休にする政府の施策だったんですね。プレミアムフライデーみたいな感じだ。へえ。

アパレルで働いていた頃、丁度プレミアムフライデーが始まり、たしかその時だけのセールをやったりしていたなと思いだした。
値札を週末のためだけに張り替えるのがとても面倒だったことだけは鮮明に覚えている。はは。



1日で、映画館で映画を3本観た。
今年中にやりたかったことのひとつ。
来月はきっと忙しいし、今月もここを逃すとみたいなところがあったので、前後少々ハードスケジュールだが
えェい!!!ままよ!!!
と行くことにした。
ネタバレ多分に含みます。


まずはすみっコぐらし。
第一弾、第二弾が思いのほかおもしろかったのでスクリーンで見たくなった。
第一弾、第二弾その感想☟


個人的には今回のがいちばんおもしろかった。
すみっコたちが迷い込んだおもちゃ工場で起こる大波乱。
工場が、自分の存在する意味を証明する為に行き過ぎた行動にでてしまって、巻き込まれながらも優しく手を取って、そのままでいいんだよとほほ笑むすみっコたちにそうだよなァ!!と感涙。

しろくまと、ぬいぐるみのくまとの思い出と重なって、とてもきれいなストーリーエンドを迎えたなという印象でした。

先日テレビで放送していた特集を見たが、子供だけではなく、大人のほうがむしろ自分とすみっコたちを重ねて見ていて、その共感性にハマっていくという内容だった。
本音を言うと、え、そ、そうなんだ…と思った大人がここにいるのだが(よもやそんなに感情移入するコンテンツだと思わなんだ)(可愛くておもしろいから好きだっただけの大人もここにいる)、
映画を観て、言わんとしているメッセージ性はわかるなと思った。

脱出に一役買いすぎていたとんかつとエビフライのしっぽペア、めちゃくちゃよかったな。

perfumeの主題歌もよい。すきだ。


次にONEPIECE FILM REDのアンコール上映。
特典がそれはそれは素晴らしきデザインのアクスタ(豪華すぎ)だったので、アマプラあろうがこんなのなんぼ観てもエエですからねと心躍りながらチケットを買った。
内容の感想はこちらで書いているので割愛☟

ゾロと共闘していたのはコビーだった。

初回、次の回と、私は割とウタ目線で観ていたんだけれど、
今回はあまりにもシャンクス目線だった。なぜかはわからない。
自分の娘はこんなになるまで心をすり減らしていたのかと、弱った身体を抱き寄せながら思うその瞬間はどれほど痛かっただろうな。

ウタが頑なに口にした「新時代」という言葉と意味、その思想の始まりは親子の何気ない会話からの曲解だったかもしれないし。

とか考えるともおおおおおおおしんどい。
ウェットティッシュしか持ってなくて涙を拭くたびに顔が冷てェ。
良い物語です、本当に。


そしてミステリという勿れ。
激オモロストーリー、広島編。

謎が解明されていくテンポ感が好きだ。
見ず知らずの女の子に急に後をつけられ、縁があった知り合い(友だち?)の名前をダシにお家騒動に巻き込まれる一般大学生(クセあり)整くん。
こちらも以前ドラマ1話の感想を書いている☟


少々端折られている関係性だったりもあるけれど、ほとんどが原作に沿った展開と台詞だった。おもしろかったァ。

カルトチックな話は好きだ。この時代にそんなものを信じるやつが本当にいるのか?というところから、翻弄され、必要以上に疑心暗鬼になって、それぞれが孤立していく。
そこに一石投じられるのはやはり俯瞰できる人間で、言葉と行動が伴っていれば信用される。
お前誰や、はごもっともすぎるんだけれど。

汐路がどれだけ大人に混ざって、大人のように振舞っても、
ちゃんとあなたは子供ですと言い切り、接していく整くんはさすがだ。
そういう心理学を知ってか知らずか、朝晴は最後の最後まで言葉で汐路に感謝(ここでは責める、なすりつけると同義)するけれど
そこに対してのケアも怠らない。
怠らないというか、違うことを違うと言っているだけか。

朝晴役の松下洸平さん、最近MIU404も見たからマジで犯人役良すぎたという感想しかない。
闇抱えてる系青年似合いすぎだろ。
代々刷り込まれて使命だ正義だと謳うようになってしまったと考えれば、朝晴も(じいちゃんたちも)また被害者なの、かなりツラではある。



とても良い1日だった。
楽しかったな連続で見るの。
映画の合間合間で時間が丁度よく空いていたからペッパーランチも食べられたし、図書館にも行けた。これを充実と呼ばずなんと言う。

あと映画館のココアがうまい。
甘くて濃くて。めちゃくちゃ好きだ。
夏でも冬でもホットで飲むのがイイ。
いつもありがとう映画館。


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