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アサヒ飲料社員の「炭酸が好き」#1:炭酸とおじいちゃんと私

本年、当社はおかげさまで、炭酸ブランドの三ツ矢が140周年、ウィルキンソンが120周年を迎えることができました。いつもご愛飲いただきありがとうございます!

 この機会に、炭酸の魅力を読者の皆さまと共有し合うことができればと思い、「#炭酸が好き」というマガジンを立ち上げました。本記事では、「#炭酸が好き」をテーマに当社社員から募集した作品をお届けいたします。社員の実エピソードや想いが込められた内容です。ぜひ楽しんでいただけると幸いです!

【執筆者プロフィール】

北川 明日香(きたがわ あすか)
アサヒ飲料株式会社 中部北陸営業企画部 MDグループ所属。
中部北陸エリアの量販店企業向けのご提案に向けて営業サポートなどを担当。
マイブームは“エルマーのぼうけん”をこどもと読むこと。

【作文に込めた想い】
大好きだったおじいちゃんとの思い出話を綴ってみました。実は、このおじいちゃんとのやりとりは、当社の採用試験の際にも面接でお話しした内容です。当時は「おじいちゃんから私まで、幅広い年代に愛されている商品がある会社に入りたい」なんてことをお話しした記憶があります。働いても尚思う、まさに当社が大事にしている、これからも続いていってほしい風景のひとつだと感じています。特に心に残っている、かつ皆さんにお届けしたいと思ったエピソードです。

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炭酸とおじいちゃんと私


こどもの頃の話。夏休みの帰省、久しぶりの京都のおじいちゃんち。

おじいちゃん「お~、あすか、遠くからよぉ来たな。いらっしゃい。ジュース(※)飲むか?」

私「うん、飲む。」

おじいちゃんはつっかけを履いて、裏庭(屋外)に置いてある冷蔵庫まで行き、缶飲料を10本近く持ってきた。

おじいちゃん「どれがいい?おじいちゃんはこれにしよかな。三ツ矢サイダー。わしこれが好きやねん。シュワシュワしてな~。」「あすかは、これやろ?」

おじいちゃんが渡してくれたのは、バヤリースオレンジ。

(いまはバヤリースオレンジではなく・・・)

私「私もこれ飲むわ。」

私が選んだのは、おじいちゃんと同じ三ツ矢サイダー。

おじいちゃん「え?あすか、これ飲めんの?炭酸やで?からないの?(辛くないの?)」

私「うん、大丈夫やで」

(私のこと何才やと思ってんの~)

いつまでも子供扱いするおじいちゃん。

私への思いやりと比例して、冷蔵庫から出された飲みきれない程の缶飲料。

子どもの頃の夏の思い出です。

※「ジュース」:食品表示基準では100 %果汁飲料のことを指します。 本文内では当時会話した内容として「ジュース」と記載しておりますが、本文内に出てくるバヤリースオレンジや三ツ矢サイダーは「ジュース」には該当しません。

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いかがでしたか?
当社社員とそのおじいさんとのエピソードでした。炭酸のシュワシュワとした刺激を楽しめるようになったのはいつ頃だろう?と、思わず考えてしまった方もいらっしゃるでしょうか。皆さんがご自身や近しい方々の成長を振り返った際に当社や当社商品がそばでご一緒させていただいている場面がありましたら大変うれしく思います。

次回もお楽しみに!