慣れた薬を手放す
ジエノゲストの処方を始めたとき、一番不安だったことを書いておく。それは慣れた漢方を一度手放すことだった。
その辺りを医師の先生に相談しておらず、薬剤師の先生に処方の説明を受けた(医師の先生にも今度相談してみよう)。
概要としては、漢方を服用してはいけないわけではないのだが、ジエノゲストの効果で漢方はいらなくなるのではということだ。
漢方薬とジエノゲスト
だが私が頼りにしていたのは、「命の母ホワイト」という漢方薬。生理前のイライラや抑うつ傾向が出てきたときに飲むと、見事にスーッと感情が引いていくのがわかる。私には怖いくらい効く薬だ。
命の母ホワイトは、血行を良くする作用があるらしい。それがどのようにしてイライラの解消に役立つのかはわからない。
ジエノゲストの効果には、命の母ホワイトのように感情を穏やかにしてくれる作用があるかどうか、調べてみてもよくわからない。これをやめてしまうことで、精神的な支えがなくなるのではないかと思って不安になった。
不足なのか副作用なのか
実際のところ、生理前くらいの時期になってもそれほど感情の浮き沈みはないような気はする。ものすごくイライラするということが1~2度あり、1回は漢方を飲んでみたが、あまり効かなかった。
ただジエノゲストを飲まないでいると抑うつ気味になったり、疲れるととても落ち込んだりはしている。これが漢方のないせいなのか、ジエノゲストの副作用なのかがよくわからない。
薬同士の相互作用があるかも
漢方を飲めばいいような気がするのだが、不正出血が思ったより多いのも不安だ。最近立ちくらみもしているので、あまり漢方で血行をよくするとさらに出血して貧血になるのではという気もする。
薬が効きやすい性質なだけに、考えてすぎてしまっている…気もする。しかし漢方はそもそも劇的に効いたりすることのある薬なので、一人で決めて服用するのは今の状態では効果が予測しにくく不安だ。
慣れた薬の心強さ
とにかく、直近の健診で先生に聞いてみようと思う。慣れた薬を手放すというのは、これまで使っていた補助輪を外して自転車をこぐような、支えを失ってぐらぐらする気持ちだ。
遠足のときなどに、しおりに「普段飲んでいる薬」が入っているのはなんでだろうと思っていた。いつも薬を飲んでいる人にとっては、お守りのようなものなのだ… 今の私は、しおりに書いてあるのを読むだけでも、心強く思える気がする。
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