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離人症の症状を一覧にまとめてみました

現在長年苦しめられている「離人症」の症状をまとめてみました。絵でも描いていきますが、まずは文章で一挙に羅列。病院やカウンセリングで説明するときとかに役立つといいのですが。

①自分が自分じゃない感じ。主症状はこれな気がする。

②自分が誰なのか分からない。これよくある。自分じゃない感じとどう違うのかは、ある程度動けるようになるとこっちになる気がする。感覚的に存在が地に足がつき始めたときに、こっちになったりする。

③鏡を見たときに誰なのか分からない。鏡を見たくなくなる。不意に自分の姿を見たときにドキッとする。

④名前が自分の物に思えない。誰なのか分からないけど、この名前と個人情報を知っているんだよな…。なんで知っているのかな?

⑤文字を手書きでもデジタルでも、書いている時に手が自分の手に思えない。

⑥見慣れたあるいは住み慣れた家が、知らない場所のように感じて居心地悪くなる。初めて来た部屋みたい。それ何のどこに何があるかちゃんと知っている事に違和感を覚える。

⑦現実感がない。現実味がない。現実なのか夢なのか区別がつけられない。非現実感。(現実感消失)。これも主症状だと思う。なんとも気持ち悪い。

⑧ロボットになったみたい。自分の意思通りに体が動くことに違和感を覚える。

⑨自分の体のように感じられず、体の感覚が「自分に起きていること」に気持ち悪さを感じる。頭と体が一致していないから、頭が体を自分のものと受け入れていない。

⑩足元が頼りない。硬くしっかりした床あるいは地面のはずなのに、雲の上を歩いているようで、底が突然「ズボッ」と抜けてしまうのではないか?何故かそう感じる。回復するとふわふわで柔いのは床ではなく、自分の感覚だと理解できてくる。(対処法はある。別記事で後述します)

⑪ベールがかかったような感覚。膜が覆っているような。視界が視力とは関係がなくぼやけて見える。不鮮明な視界。

⑫乾いた感じ。灰色に見える。鮮やかさがない・生き生きと感じ取れない。「低彩度」の視界。文だけでは難しいが、本当に鮮やかさがない。晴天だったり、明るい照明の下でも低彩度に「見える」

⑬煙で燻したガラス越しに見ているよう。

⑭もうもうとしたドライアイスの煙が全体にかかっている感じ。今現在の視界としても、記憶として思い出そうとしてもこうなる。

⑮見えているのに見えていない。頭が情報として処理してくれていない。

⑯顔が識別できない。おじさんがアイドルの顔を見分け出来ない、という感じというよりは、顔そのものが情報として頭に入ってこない。見慣れた顔が突然「あれ?誰だっけ?」となる。

⑰ベールがかかったような、乾いた感じ。色褪せて見える。頭に霧がかかった感じ。靄(もや)・霞(かすみ) 頭の中がかゆい。花粉が詰まった感じ。粒子の粗めの物がたくさん頭の中に詰まっているような。”ブレインフォグ”というらしい。

⑱目だけが自分のような見え方。意識だけが自分で体が借り物みたいな。入れ物に入って、その中から覗いているような(まなざしとしての自分)

⑲魚眼レンズを見ているような視界。物との距離感がおかしくなり、床や天井、壁が間近に迫ってきたりする。どこか歪んで見える、近くだけ鮮明で、遠くは形が歪んでぼやける。(視力とは関係がない)

⑳立体感がなくなる。段差とかつまづきやすい。あれ?これ段差だっけ?分からなくなり、そのまま歩いたら段差で引っかかる。体がうまく動かせず、足を上げたつもりで上がっていなくて引っかかったりする。

↑なので階段とか苦手。特に降りるときが。

㉑視界が固定された感じ。パキッとした視界と呼んでいる。目がぐらぐら動く。立体感がなくなると似ている。魚眼レンズ、ぼやけた視界、立体感がないひとくくりで、今はこれが出ていると思っている。

㉒ここはどこ?私は誰?状態。それでも日常に使う物や今までの知識はちゃんとある。自分の記憶もある。個人情報も知っている。

↑これが進むと”人”がなんなのか分からなくなる。異星人?頭があって胴体があって、立って動いている…それが不思議な見慣れない物に思えてしまう。そもそも人ってなんだっけ?当たり前の現実とは?となる。自分の手じゃない感じから、そもそも人の手って何?とかなる。

㉓自分が透明になったような存在感の希薄さ。ここにいるのか分からなくなる。
空間に溶け込んでしまっているのではないか?本当にここにいるのか?幽霊みたいに思える。
人と接してちゃんといるなと確かめることは出来る。自分を認識されていることに安堵を感じるが、同時にじゃあこの感覚はなんなんだ?どうして自分がいると思えないのか。

㉔体が空洞になったように感じる。体が軽いのではなくて、何もない空っぽの状態。首から下が特に。

㉕銭湯にいる時みたく、音が反響して聞こえる。ちゃんと聞こえているけどなんか聞きにくく「感じる」視覚と同様に、聴覚に異常があるわけではないと思う。全部そういう風に「感じる」だけ。

㉖パニック発作とフラッシュバック。
突然すーっと頭の血がひく感じがする。貧血の時みたくなり現実感がなくなる。激しい動悸がする
。飲み込まれそうな圧倒的な感覚。このまま気が狂って自分が消えてなくなる!それくらいの恐怖が一気に襲ってくる。
時間軸と空間軸が分からなくなり、自分が誰でどこにいるのか見当がつかなくなる。夢なのかなんなのかさえ分からなくなる。

㉗触覚がおかしくなる。触ったときに皮膚がものすごく分厚く感じられる。例えるなら厚底の靴を履いていて、その靴裏から足裏を掻こうとしているような。
皮膚が厚さ10センチになったのではと思える。
顔を洗っている時に、お湯の感覚がなんか「遠い」そう思うときがあります。

㉘話したつもりで、声に出ていない。話したことなのか、話していないことなのか区別がつかなくなる。

㉙声が出しにくくなる。あごや舌がうまく動かなくなる。口周りの筋肉が引きつって動かしにくくなり、それで声が出しにくくなる。

㉚漠然とした不安。常に不安で過度に緊張している。離人感や非現実感があってもなくても、不安がつきまとい、生活に大幅な支障がでる。

㉛見る物が怖くなる。現実感がない、自分が誰か分からなくて、見る物が本当にここにあるのかそれも分からなくなり、見る物全てが怖くて堪らなくなる。

㉜寝るのが怖くなる。悪夢を見るのもあるけど、意識が途切れてしまうことが怖い。目を閉じて次に目を開けたとき、同じ物が見えているのか保障がなく、まばたきとかもしにくい。
起きたときに自分の状態がどうなっているのかも、予想がつかないから怖くなる。

思い出せる範囲はこれくらいです。これもそうだった、それがあれば随時追加していきます。

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