見出し画像

字は「きれい」に書くのではなく「丁寧」に書く。

今の子どもたちだけに限った話ではありませんが、字が汚くて読めない人ってたくさんいますよね。

「こんな雑な字を書いて、本当にあとで読めるの・・・?」

って塾生に聞くこともしばしばです。

その子たち曰く読めるみたいですが笑


塾の仕事はテストで点数が取れるように指導すること、志望校へ合格させることです。

そのために知識をつけさせるのは当然なのですが、同時に雑で汚い字を書かないように指導しています。


先日ある高校の先生が来られ、いろいろと話をさせていただきました。

その際に「漢字の採点って厳しくされますか?」と聞いたら

「もちろん、とめはねはらい全て見ています。」と言われました。

まぁ当たり前ですよね笑


雑な字を書くって本当に損なんですよ。

せっかく正しい字がわかっているのに、テストで点数がもらえなくなるわけですからね。

学校の定期テストは普段教わっている先生が採点をするので、ある程度甘めに?みるかもしれませんが、入試はそうはいきません。

名前も顔も知らない先生が、初めて名前も顔も受験生の字を見て採点をするんですよ。

受験生の普段書く字なんて知っているわけがないですよね…💦

なんで採点してもらえないかもしれない雑な字を書く必要があるのでしょうか。


こんな悲惨なことにならないように私たちはこう指導しています。

きれいな字ではなく、丁寧な字を書きなさい。

きれいとかきれいじゃないっていうのは個性があるのでしかたがないです。

私の字も正直きれいではありません。

ですが、丁寧に書くことはみんなできるわけです。

とめはねはらいをちゃんと書く。
枠の中に同じ大きさで文字を書く。
右上がりや右下がりにならないように注意して書く。

これって字が上手とか下手とか関係ないですよね?


こういう話をすると、こういう人がいます。

「本番ではちゃんと書くから~」

いやいや笑

普段から書かないやつが、本番で書けるわけないじゃん笑

そうやって楽をしようとするから、何も伸びてこないって早く気づけよ。