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先生!割り切れません!

算数や数学の授業の時によく生徒から飛んでくる言葉です!

割り切れない問題に出会ったり、割り切れないと子どもに言われたら何と答えますか?

答えは簡単です。

「分数にすればいい」

です。

それだけ?って思うかもしれませんが、この発想になかなか至らないんですよね…困ってます💦


例えば

「1個80円のみかんがあります。960円で何個買えますか?」

という問題があるとしましょう。

この答えが割り切れなかったらまずいですよね?

何かの計算ミスをしてしまって11.2435645…個です!なんて言えないですよね…

12個目のみかんは5分の1だけ買うの?ってなります。

これなら割り切れないときにおかしいと気付けるんです。


これならどうでしょう。

「100㎞の道のりを時速30㎞で進みました。何時間かかりますか?」

という問題に対して

「えーと、時間は道のりを速さで割ればいいから100÷30=3.333333・・・時間!先生!割り切れません!」

なんて質問は出てきちゃまずいわけです…

100÷30=10/3時間

で十分なわけですよね。

時間ってすべてが切りのいい数字になるわけじゃないので…


子どもたちのどこかで、分数は数字じゃないっていう認識があるんじゃないかと思うときがたまにあります笑

問題文の中に分数があったり、分数の計算をしなさいと指示されると計算はできるんですけどね。

分数も立派な数字なので、しっかり使って計算してください!!

分数を使いこなしたら数学は点数が上がります☝