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令和の学習方法を考える

最近、いやずっとですけど、今の時代の勉強方法について考えることがあります。
もちろん塾で働いていますので、こういうことは考えなければならないのですが笑

私たちの塾はこの春20周年目を迎え、昔ながらの指導で地域に根差してきました。
一斉授業形式で、ホワイトボードに板書をし、それを聞きながらノートに書き写して、説明が終わったら問題演習に取り組む。
まぁ学校と同じような感じですよね~。
ようやくプロジェクターを用いてホワイトボードに映してっていうデジタル的なことをするようになったのですが、まだまだアナログなことが多すぎて…💦
学校ですらタブレットを用いて授業をしているのに、塾が昔ながらのままでいいのかと思うわけです。


私はあさひ塾西原教室の講師の中では若い方ですので、機械ですとか、そういうデジタル系にはとても興味があり、デジタルには強い人間だと思っています。
こういう風に授業に取り入れたら、もっと効率もよくなるんだろうな~と思いながら、アナログな授業をしています。


たとえば、紙のノートではなく、タブレットにノートアプリをインストールして、それに板書を書き写すとかね。
私は普段ipadにこのアプリを入れていろいろ書いています。

YouTubeで知ったのですが、ものすごく使い勝手がいいんですよね!
ipadの中に無数のノートが入れられるイメージです!
もちろんノートのページ数に制限はないですし、ペンも蛍光ペンも図形も全部機能として入っています!
Apple Pencilを使えばペンも一本で済みますよね!

ipadの設定次第では赤シートを使って文字を消すこともできるんですよね~
赤色の下敷きでも消えるかもしれませんが。
塾のテキストを全部PDFにしてipadに取り込めば…考えるだけでも効率がよさそう!

さらに、先生の描いた図を写真で撮って貼り付けるとかもできるので、間違いなく効率が良くなりますよね。

自分で書き写せと反対される先生もいるかもしれませんが、私はそうは思わないので効率最優先でいいと思っています。


プリントの配布だってそうです。
毎回毎回大量のプリントをもらってもなかなか整理できないですよね…💦
カバンの中でぐしゃぐしゃになっている姿が想像できます…
ipadのairdrop機能を使えば、すぐにプリントが手元に来て、保存すれば消えないわけですしね。


理想は塾生全員がipad、ApplePencilをもって授業ができることだと私は思っているのですが…もちろん大変なこともあります。

まずはコストですよね。

円安の影響や物価高、機能がかなり充実してきていることもあり、一台10万円するんですよね…

ApplePencilも2万円はしますし…(もちろん安いのもありますけどね)

Goodnoteも3000円くらいしたはず?

ケースとかフィルムとか買ったらすぐに15万円くらいいっちゃいますよね!!

うん、高い!!

その金額に見合うだけの価値が見いだせるかどうかは、もちろん人それぞれですけど、私は十分すぎる価値があると思っている人間です。


もう一つの問題点は、子どもたちが誘惑に勝てるかってところでしょうか。

YoutubeやソシャゲやLINEをipadにインストールして、勉強そっちのけで遊んでしまわないか。

これは確かに大きな問題ですが、それを心配していたらスマホすら買い与えないのでないでしょうかと思うわけです。

以前も書いたことがあるのですが、スマホやタブレットは悪ではありません。私はそう思っています。

誘惑を禁止する指導しかしてないのがダメなんです。
禁止されているものにこそ手を出したくなりますからね。
危ないお薬と同じですよ笑

スマホやタブレットでこういうことができるから便利だよという指導こそ必要じゃないですかね~


まぁいろいろと書いていきましたが、塾生全員に導入しようと思ったらかなり高いハードルがあります…

ですが、令和に入り、コロナで充実してきたオンラインやデジタル環境。
その流れに置いて行かれたままなのは、少しもやっとするところがあるわけです笑
デジタルネイティブな子どもたちならその環境にすぐ慣れます!
大人の固い頭をもっと柔らかくしましょ!