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水辺での出会い【毎日note】#82

釣り人のパートナーと別れて、自分の釣りに没頭するようになってから、魚が釣れる場所やタイミングの見極めが格段に上達し、実際に釣り上げる数も(幼魚ばかりだけど)数倍に増えた。

それから、水辺には95%ひとりで、精神的に満たされてとてもフラットな状態でいるので、最近は他の釣り人とお話ができるようになった。話しかけられたり、話しやすい空気を出すのが、今までは苦手だったのだ。

地元の漁港では、以前話しかけてくれた男の子がいたので、今度は「前に会いましたよね」とこちらから話しかけた。そしたらお互いルアー歴も同じくらいで、初心者ならではの共通の話題で盛り上がった。

別の湾になっている場所では、潮がひいて砂地が見えている場所で、近くで釣りをしていた人からわずかにドラグ音(リールから糸を出される音)が聞こえて、とっさに近寄ってみた。柔らかいトラウトロッドが30センチほどの魚をかけて大きく曲がっていた。砂地に上げられたその魚は沖縄の釣り図鑑でも見かけないものだったので、「鼻はサメみたいだね」「でも体はボラだね」と予想しあいながら盛り上がった。

その人はダイビングインストラクターで釣り歴も長い大先輩で、「大きいのが釣れないのは小さいルアーを使っているからですかね?」と聞いたり、北部のポイントのことなどたくさん教えてくれた。インスタグラムのアカウントも教えてもらって、ゆるく新しい繋がりができたのが嬉しい。余談だけど、40代くらいまでの釣り人はインスタグラムで情報をリサーチすることが多い。

今朝はオニヒラアジが海遊するはずのポイントで現れず、別の釣り人が「○○に行ったほうがいいよ」と教えてくれた。釣り人はみんなやさしい。


そういえば、細々とTwitterやってます~試行錯誤中ですが、よかったらフォローお願いします\(^ ^)/


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