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心の蓋をはずして【毎日note】#66

命のため。経済のため。利権のため。マジョリティのため。世界平和のため。

個人、ひとり、一匹、一粒、の点のレベルから、想像もつかないような巨大な力がうごめくSFのような世界まで、みんなベクトルが違いすぎる。思惑が、目指すところが、目指す世界が。

福島原発事故の後、思い知った。アフガン戦争も、大統領選挙も、コロナも、ワクチンも、米軍基地も。私たち個人のレベルではみんな仲良く暮らしたいと思っていても、分断の種がそこここに蒔かれている。


世界はひとつになどならない。


こんな短い文章にまとめていいような話じゃないことも分かっている。

ただ、同じ沖縄を愛するあなたにはこれだけは分かってほしい。

これは賛成とか反対とかそういう話じゃないんだよ。たとえば、私たちが魚たちに出会える、私たちがほとりで遊ぶ目の前のきれいな海に起きていることに対して、自分は何を感じるか、ということなの。苦しめばいい。悲しめばいい。怒ればいい。心に蓋をして何も感じないようにするのがいちばん、無責任なことなんじゃないかな。

そしてわきあがった感情を少しだけ落ち着けることができたなら、正しいと思う生き方を、淡々と実行すればいいんだよ。いつかの最後の日に、自分にOKを出すために、自分が正しいと思うことに背かないで。


これは、出せなかった手紙。

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