ワンルームの居候とドラマ「未成年」【毎日note】#47

私が住んでいる賃貸マンションの狭いワンルームに、月曜日から居候がいる。いつも東京から突然やってきて、北部で潜ったり遊ぶ時にはうちを宿にしていく。半年ぶりだったり、毎月のように来たり、頻度はばらばらだ。

その人はいつも私に色々な音楽を教えてくれる。プロジェクターでYou Tubeを映しながらお酒を飲んで話をするのが、毎度の私たちの過ごし方だった。

でも今回はちょっと趣向が変わった。会話の流れで、その居候はドラマ「未成年」が人生で一番いい！と熱く言い出した。私は浜崎あゆみが女優として出演していたことくらいしか知らなかった。

You Tubeで１・２話と立て続けに見ることができて、そのあとの話はどうやらネット上になかったので、その人は私が仕事に行っている間にゲオでわざわざDVDを借りてきた。

どうやら3日ほどうちに連泊して、ドラマを全部私と見る気らしい（私は毎日仕事なんだが）。私、今週末にはKindle本のデータを上げなきゃいけないんだけどね！

いわく、「人生のターニングポイントには「未成年」を見ないとね」ということらしい。しょうがない、おもしろいし、付き合おうじゃないか。

ちなみに本当におもしろい。最初のライブでヒロとモカが出会い、満員電車で会話するシーンから引き込まれた。しかも、この登場人物たちの平均年齢の若いドラマに、カーペンターズのサウンドが、私的には渋く感じて、それがまたいい。

足の踏み場のないワンルーム＆寝不足生活、今日が3日目だ。

＊2021/10/15にKindle出版予定です～♪