見出し画像

私のファースト・チヌ物語。【毎日note】#85

今日は、今年の目標と明確に定めていたことがひとつ、叶った日だ。

通関士試験に通った時も、初めて魚が釣れた日も、泣いたりしなかった。

でも今日は、会いたかったチヌを陸にあげながら、自然と泣けてきたよ。

この物語は、長々とインスタにあげたけど、ここにも載せます。

チヌを釣るという目標がやっと叶った。
それも、通い続けたホームとも呼べる、今帰仁のとても美しい水辺で。
それも、トップで!(トップ=トップウォーター:水面に浮くルアー)

そこは本当に魚種が豊富な場所で、いつも大きなチヌが泳いでいるのも見えていたけれど、チヌだけが釣れなかった。
メッキやコトヒキに遊んでもらい、シオマネキやハゼをながめて和む日々…笑

あるとき塩屋湾でチヌが見えたので狙ったところ、強烈なバイトがありなぜか2回もPE(糸)が切れた。
初めてチヌのバイトを経験したことで、私にも釣れるかもしれないと、本気で狙い始めた。
あれから約2か月。

今朝、時折雨がぱらつく中、いつもの場所へ。
今日は軽石もなく、濁りも波もなく、水中がよく見えた。
チヌがくっきり見えたので、たぶん、チヌも私に気付いていただろう。
だから、今日も釣れないと思った。

けれど、私の大好きなルアー、シュガペン58Fを投げ、ドッグウォークのあとダイビングさせたところ、水面が爆発して強烈なバイト!そして魚が走りドラグが出る。
陸にあげる前から、チヌだと分かった。だからあげる前から、涙が出てきた。
30ほどの黒いチヌだった。

9月末から、自分の釣りというものに没頭し始めていた。
自分のペースでひとりランガンし、ボイル音が何の魚のものなのか、何の魚のあたりなのか、そこに魚はいるのか…そういうことへの感覚がどんどん研ぎ澄まされていった。

今日釣れたのが、晴れではなかったからなのか、たまたまメッキがいなかったからか(メッキを狙わなかった)、チヌが異常にお腹が減っていたからなのか、前夜にFishing Gangの動画「ポッパーの全て」を見たからなのか、それは分からない。

ただひとつ言えるのは、今年の1月の全く釣れない季節から釣りを始めて、最初は竿やリールやルアーの選び方も分からない中、あきらめずに水辺を歩き続けた日々の積み重ねが、実ったのだということ。

記念的なチヌだったから、持ち帰ろうかとも思ったけど、だいぶ黒かったのと(笑)、ありがとうの気持ちが大きくて、もっと生きてほしいと思ったので、リリースした。

ありがとう、チヌ。ありがとう、沖縄の自然。
たくさんの学びをくれたギャングこと宮城梓さんにも感謝です🙏

私のファースト・チヌ物語でした!笑

画像1


***

このインスタ投稿の文章を考えるのに、noteの文章考える並みの時間費やしました(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?