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N高の魅力とこれからの教育

6/18 20時からライブ配信された #これからの教育 が、私にとって大変意味深いものになりました。

noteはこちら。

https://note.com/events/n/nef3ab2303477

感動の残っているうちにまとめておきたいと思います。

1.N高とは

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校のこと。

通信制高校で、”ネットの高校”として運営されている。

登録上は本校が沖縄。

不登校の子でも誇りを持てる高校にしたい。

どうせ行くなら青い空と青い海がある所がいい。

で、沖縄にした。

初年度に比べてコミュニケーション能力が高いいわゆる「普通の子」の生徒が増え、転校生より志望校として入学する子が増えた。

普通の高校生がネットで学べる高校としての選択肢としてN高を選んで来ている。

2.N高の魅力

①生徒数の多さ(生徒数15000人)

②学費の安さ

③通学、非通学が選べる

④好きなことを学べる

⑤ほとんどの指導者が社会人を経験している

教員採用試験を通過した教員のほとんどが教育業界しか知らないのに対し、N高の指導者は、川上理事いわく「あらゆるスペシャリスト」とのこと。

生徒のスキルを伸ばせそうな指導者につなぐというのも素晴らしいシステム。

紹介からいいコミュニティやいい指導者に出会える。

生徒が望むものを提供する。

3.N高の目指すところ

①コミュニティを作る

②N高で成功例を作る

③教育業界に変革を起こす

生徒が15000人もいたら、どんなマニアックな趣味でもそれにハマっている仲間が見つかるかもしれない。

地方でくすぶっている子の出会いの場になる。運命を感じる。

教育についても、現在の学校の指導方法は効率が悪い。

各教科教え方の上手い優秀な教育者が1人いればいいわけで、それ以外の指導者は生徒一人一人のフォローができる。

15000人に対して指導者が1000人いれば、指導者一人当たりの生徒数は15人になり、実際の高校に通うよりもずっときめ細やかなサポート、コーチングができる。

フルリモートは一部リモートより効率がいい。

効率のいい教育システムがある。

通学の時間も他に使える。

将来、高校生のうち100万人が在籍してもいい。

でも本当はそれではいけない。

N高が教育に刺激を与える。

成功例を作ることによって日本の教育を良い方向に変える。

4.#これからの教育 に寄せて

子供達が学校に期待することはコミュニティである。

コミュニティがあると情熱のある子が集まれる。

東大に行きたい子も増えるだろう。

東大に行く子にとって、大事なのは比率より人数

人数がいればコミュニティができる。

ニコニコ動画や2ちゃんねると同じ考え方。

これこそが本当の「多様性」である。

N高にはSlackのチャンネルが6000超ある。

Slackの使い込み方が半端ない。

教えるのはエンターテイメントである。

勉強は生きるためにする。

生きていくためのスキルを与える。

5.最後に

深津CXOが「子供なら行きたい」と仰ったのが全く同感で、30年間変わっていない学校教育を前に、それよりももっと安価で良い教育が受けられるならそちらに行きたいと思うのは親も同じではないかと。

ただし、大学を作る予定はなく、中学は試行錯誤を重ねた上で開校してあるがPCの中だけでやって行けるか?はケアが必要。

ネットコミュニケーションも、高校生なら問題ない。

小学校も考えているが、まだやっていけるか自信がない。

安易にやろうとは思っていない。

N高のシステムがパッケージ化されれば、他の企業もおなじように学校を作るかもしれない。(noteの深津CXO談)

最後にnoteの加藤CEOが仰った、

「社会全体の課題(最適化する)を解決する」

が期待される。


若輩者ですが、サポートを励みに精進致します。