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私は札幌に恋焦がれている。


札幌には数年間住んでいた事がある。

ちなみに故郷以外で居住地になった場所は札幌しかない。なので私は勝手に札幌は「第二の故郷」と位置付けているのだが。

今となっては年に一、二回訪れる程度の札幌。
いつになっても終わらない札駅の工事。
毎度訪れる度に目印にしていたお店や建物が忽然と消えていたり、違う何かになっていたりで、毎回どこかしらで迷うわけだ。ちょっと困る。

そして今回は年に一度のハン検で前日に来札し、そのまま小樽へ。(追記 ハン検は年に二度ありますが、私は一度しか受けないという「年に一度」です)


↑小樽編


実は小樽に行く前に、札幌で別の友人とお昼ご飯を食べた。
その友人とももう長い付き合いになる。遠く離れていてもこうして会える友人が数人いる事がありがたく、つくづく幸せだなぁと思う。

札幌 プティサレさん
知床和牛のステーキ!


都市間バス停留所近く、赤レンガテラスに入っているお店を予約してくれていた。
せっかくだからランチコースにしよう。会うのも二年ぶりだし奮発しよう!と調子に乗り、一番高いメインを選んだ。

何せ話す事が沢山あったせいか、素敵な料理達の写真も撮るのをすっかり忘れ、気付いた時にはもうメインの知床和牛だった。
美味しかった。さすがだった。あんな柔らかいお肉食べたの初めてだった。
付け合わせのポテトがまたカリッと中ほくほく。これが牛肉に負けないくらい美味しかった〜。

何だかんだと話した結果は「お互い健康に気をつけよう」というものだった。まぁ、四十歳も過ぎると自動的にこうなりますよね。

そして友と別れた後は私は小樽へ。
小樽を楽しんだ後は、いよいよ試験を受けにまた札幌へ。


あ〜る〜晴れた〜早〜朝に〜
札幌へ〜と続〜く道〜〜


荷馬車(JR)が〜ゴ〜ト〜ゴ〜ト〜
おばさ〜ん連れ〜てゆく〜〜

という、おばさん大好きなドナドナに乗せてみた。たまに歌いたくなるよね、ドナドナ。

小樽駅内にある小樽サンジェルマンさんは、朝から焼きたてパンを求める人で賑わっていた。
試験中にお腹がグウと鳴ったら恥ずかしいので、私もパンを購入。普段は朝はご飯派なのだが、何か美味しそうだったのでここはパン食に変更。
ホタテがごろっと二つ入ったカレーパンと、なるとのザンギが一個入った小さめの塩パンにした。
朝からちょっとヘビーだな……とは思いつつ、何言ってんだ!観光は常にヘビーなんだ!と自分に喝を入れ、揚げたてカレーパンを買った。(喝入れてまで)

上の画像はザンギ塩パンの方。
これが美味しかったんだ。まだ焼きたてであったかくて、ザンギもジューシー。これでもう満足だったのだが、喝を入れて買ったカレーパンがまだある。うぐっ。
ここでも、しっかりせんか!コラ!と喝を入れ直し、見た目から既にカリッカリのカレーパンを頬張った。本当にカリッカリだった。予想を通り越したカリッッッカリッッだった。
カレーフィリングも丁度良いとろけ具合で、結構スパイシー。そこに現れる大きな帆立。
小樽サンジェルマンのパンはとても美味しかった。満足。

食べてウトウトしている内に札幌に到着。
そこで小樽の友人と一旦別れ、一人地下鉄東豊線に乗り、試験会場の北海商科大学へ。
去年初めてここに来たけれど、本当この大学が綺麗で良いのだ。何なら入学したいなぁとか思ったりして。

試験を終え、友人が待つ豊水すすきの駅へ向かった。
この日のお昼ご飯は「日晴堂(ひばりどう)」というカフェ。

相変わらずカレー食ってんな……と思いますか。
正解!笑


いやいや、朝にもカレーパン食べてない?食べてたよね?喝何回も入れながら。

「気合次第でカレーは一日三食いける」

という信念で、私は何故かカレー地獄に陥る状況を乗り切っている。カレー好きとしては当然だ。
と言っても、これは“ハーフサイズカレー+クレープ+ハーフサイズプリン+ドリンク”というメニューを友人とシェアしたので、カレーはその半分の量というわけだ。言ってて何だかわけがわからなくなってきた。

アフタヌーンティーだと思うか、ただの暴食かと思うかは
貴方次第。


友人の希望でスコーンも追加した。ホイップとレモンカードがたっぷり入っている。
クレープはメープルバターとホイップ。もはやカレーは付け合わせか?と思わせる甘党幸せメニュー。(スコーンは別注文)
ドリンクは水出しアイスコーヒーを。

カレーは様々なスパイスが口の中で弾ける感じで、添えられたマリネ達も楽しい。美味しかった。
デザート類も全て美味しかったのだが、特筆すべきはこのクレープ!一枚一枚くるくると巻かれているのだが、めちゃくちゃ美味しかった!
端っこはカリカリとしてて、内側はふんわりもっちり。これはまた食べたい……。

ひとしきり食べた後は、お馴染みの札駅エリアで子ども達に頼まれていたものを買ったり、お土産を選んだり。
私が札幌に行くと個人的に絶対行くところは茅乃舎、ルピシア、シロ、バウム、無印といった所なのだが、今回は時間があまり無かったので茅乃舎と、友人が行きたいと言ったTHREEに行った。

あ、ここ。何かインスタで出てきた事ある〜。
なんて思いながら、友人と店員さんが話し込んでいるのを横目に店内をフラつく。
洗練されたコスメやフレグランスなどを目で楽しんでいると、別の店員さんが(半ば時間潰しに)メイクをしてくれる流れになった。
私は何やらブルベらしいんですが……という話しをするも、いつもこういう時にピンク系では無くオレンジ系の口紅を勧められるのは何故だろうか?似合いそう?
まだ時間ありますね!と、お勧めのチーク&ハイライトも入れてくれた。まだ時間ある!と、眉毛をどうにかしてくれた。……あら?なかなかいいじゃないの。
店員さんの技が光る丁寧な接客と、試験頑張った記念に何個か購入してしまった。またしても札幌の楽しみ的なお店に出会ってしまった。

帰りのバスの中で、試験の解答速報を見ながらホッと胸を撫で下ろし。受かったら準二級はどうしようかなぁ。とぼんやり考えながら酔い止め効果で爆睡。

ちなみに都会から帰って来ると確実に食べたくなるものがある。それはインスタントの塩ラーメン。途中で卵をゆるく混ぜてふんわりさせて食べたいのだ。食べた。うまーい!

結局、そんなもので満足する女なのであった。


帰った翌日、準二級の簡単なテストをやってみた。
50点か……来年受けてみようかな!?



以上、「小樽札幌、ハン検の旅」の模様でした。お読みくださりありがとうございますー!


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