阿佐ヶ谷幽界

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DM「早まらないで」

あの時は・・・冬、年末。 母と二人で雪積もる北陸。自殺の名所「東尋坊」へ。正に断崖絶壁、そんな写真をSNSへ投稿した。 何の前触れも無く、 そして何の情報も無く、 もちろん、ちょっとした冗談でね、 「早まらないで(笑)」 1件のダイレクトメッセージ。 「べ、別に死のうとしてないすよ(笑)」 「なんで自殺の名所ってわかったんすか(笑)」 「(笑)」 数分後・・・涙が頬を伝う感覚。泣き虫なわたしは慣れっこだ。気がついたら頬が濡れている、手の甲に雫を感じる。 初め

    • 息を吸い易い音

       部屋は常夜灯、犬は足元、25度。 わたし独りと音楽が向き合う時間。3:48 上手な睡眠を知らない。3:49 上手に息が吸えない。 そんな心の安らぎどころ。3:50 耳から酸素を吸う感覚。3:51 ゆっくり、目を閉じて、ゆっくり、そして重たく。3:52 70bpm そんな音です。 4:00

      • 気付くのは私、傷だらけなのも私。だから。

        今温かさを感じた、温かさを。 ただそれだけで良いのに、それだけで良いのに。 わたしはわたしでわたしだけが感じたら良いの。抱きしめたら良いの。 わかっているよ。 今は冷たいの。頭から抜けてくれないの。 吐いてないのに吸ってしまうから。 わたしはわたしでわたしだけが感じてしまうから。 誰も抱きしめてくれないの。 抱きしめさせないよ。

        • ごきげんよう

          ごきげんよう。 この言葉には、おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい、お元気ですか、さようなら、、、、等。 様々な挨拶の意味を含んでいる。朝も昼も夜も時間や性別、年齢関係なく使える言葉だ。 私は、13歳の頃毎日。『ごきげんよう』と。 夢を抱いていたんだ。紺色を基調とした制服に赤色のリボン。世界を決して疑わなかった。苦さを感じることもなく。夢を温かい心で抱きしめていたんだよ。 『ごきげんよう』と言うのも____________。 ある時を境にぱたりと言わなく

        DM「早まらないで」

          1ヶ月が経ち、ふたたび

          ごきげんよう。 1ヶ月が経過。そして、また強い不安感が我が身を襲う。 "アルバイト面接"  9月。新たらしくアルバイトを始めようと思い、面接へ。アルバイトの面接への印象は、手間をかけた履歴書、お金をかけた移動時間、余計な緊張をさせられた気持ち、後、不採用。 ただの。ただのアルバイトなのに。ただのアルバイトだからか。こんなにも人格を否定されるような感覚に陥るのはいかがなものだろうか。これは私が悪いのだろうか。 "15歳、不採用"  晴れて中学を卒業、高校生へ転身、アルバイト

          1ヶ月が経ち、ふたたび

          初めまして、阿佐ヶ谷。

          時々、月に一度程の頻度だろうか。強い不安感に襲われる日がある。この強い負の感情を武器にすることは、今の私には到底不可能だろう。作り上げては…崩れ…崩れては…作り始める。毎月、振り出しに戻っているようだ。このように繰り返しながら、まだ見つけてあげられていない自分が成長しているのだろうと信じている。心のどこかでね。私だけでも、信じてあげなくてはいけないんだ。 相手の表情、感情、仕草、言動、すべてが気になる。コチラを見る目が気になる。どう映っている…?わからない…醜いだろうか…それ

          初めまして、阿佐ヶ谷。