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1ヶ月が経ち、ふたたび

ごきげんよう。
1ヶ月が経過。そして、また強い不安感が我が身を襲う。

"アルバイト面接"
 9月。新たらしくアルバイトを始めようと思い、面接へ。アルバイトの面接への印象は、手間をかけた履歴書、お金をかけた移動時間、余計な緊張をさせられた気持ち、後、不採用。
ただの。ただのアルバイトなのに。ただのアルバイトだからか。こんなにも人格を否定されるような感覚に陥るのはいかがなものだろうか。これは私が悪いのだろうか。

"15歳、不採用"
 晴れて中学を卒業、高校生へ転身、アルバイトに夢を抱いていた頃の話だ。焼肉屋・ドンキホーテ・ドミノピザ… あとは_________ なんだっけか…思い出せない。とにかく落ちまくったという記憶。15歳の自分には、一つ一つが重かった。" 社会から、貴様のような人間は要らない" ただ一言そう告げられているようであった。最初から言ってよね。要らないなら。自分が未熟者であることはわかっているつもりだからね、と。

"1時間"
だが、今回の面接は違った。向かいの小洒落たカフェへ入店。カフェラテをいただいた。客はいない、初めて見る程の大きなソファー、薄暗い照明、音楽は流れていたかどうか… 確かに記憶しているものは、確かに隙がなかったということだ。殺伐とした空気が流れていた。この空気の出所は自分なのだろうか。おおよそ、そうなんだろう。相手の質問の意図が読めない、何を求められている?、何が聞きたい?、頭がぐちゃぐちゃになった。そもそもぐちゃぐちゃにすらなっておらず、何も出てきていなかったのではないか。会話が止まることはなかったものの、真っ白に近い頭。1時間。かなり、耐えた方だろう。

"申し訳ない"
これが面接最後の記憶である。相手の貴重な時間を奪ってまで行う面接ではなかった。私は、浅はかだった。愚かだった。ほんの少し、成長していた気でいた。それなのに、大人になった気でいた。私はこのアルバイトを志望する資格などなかったのだ、と。

また崩れたような… 壊してしまったような… 消えてしまったような… 。毎月、頑張って育てる自分。やり直しだ。だが、総じて悪いものではなかった。
また1つ私となる機会だったのだろう。




ところで、話は変わりますが、
貴方の一番嫌いなものを教えて下さい。

それは、貴方の一番欲しいものであったりしますか__________________?



ありがとう、阿佐ヶ谷。

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