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今日の日記 草取り、銀色さん、宇都宮

「昨日」になってしまった、今日の日記。


今日は朝から晴れた。
それで、数日ぶりにウォーキングをした。
いつもと全く同じ道。
セミが大合唱しているポイントがあるのだけれど、今朝通ったら静かだった。
気温も、ほんの少し下がっている気がした。

それで嬉しくなり、家に帰ったら荒れ放題の庭の草取りをしよう、と歩きながら思った。
だけど家に帰り着く頃にはいつものように汗だく。
湿度はまだ高いから、どうしても汗をかく。
それでも少しは草を抜こうと、久しぶりに庭へ。

庭を改めて見ると、酷い有り様だ。
ぐったりと花部分をもたげたひまわりに、遅咲きの朝顔が巻き付いて花を咲かせている。
去年収穫した大量の朝顔の種を、今年適当に蒔いた、というかばら撒いたせいで、あちこちから朝顔が生えている。
だってあまりにも大量に種があるから、蒔かないと古くなると思って、ええいままよとやったのだ。
そのせいで今年の夏の庭は特に酷いジャングル具合。
あとは、紫蘇が大量発生している。
これは毎年のことなのだが、夏になると庭に勝手に生えてくる。
抜いてもまた次の年大量に出てくる。
ちなみに冬は小ネギが大量発生する。
前ここに住んでいた住人が育てていたのだろうか。

とりあえず日なたに生えた干からびている紫蘇を抜いた。
紫蘇は日陰に生えているもののほうが美味しいらしいので(夫情報)。
何本か抜いても全然庭の雰囲気は変わらない。
頑張って抜いていたが、汗だくで、汗が目の中に入ってきたので今日は諦めることにした。
でもなんとなく達成感を味わえた気がする。
庭仕事をしていると、普段ぐちゃぐちゃ考えているようなことは頭のどこかにいってしまう。
涼しくなってきたら、蚊に注意しつつ庭の管理(というよりジャングルからの修復?)を頑張りたいな。


春からずっと続けて読んでいる、銀色夏生のエッセイ。
つれづれノートシリーズ。
今は12巻を読んでいるところだ。
2003年に出版されたものだから、20年前の銀色さんのエッセイ。
私はこの人の、興味を持ったら即行動、という姿勢が好きだ。
自分にない、というか正反対の感覚を持っている人のエッセイを読むと身軽になれるような気がしている。

過去の意味が、今の状況によって変わるとしたら、途中でいちいち後ろを振り向いてもしょうがない。今もまた、次には意味が変わってる。大切に時間を使おうとするのなら、これからのことを考えなくては。

銀色夏生 『引っ越しといぬ つれづれノート⑫』 p174

この一節が、特に刺さった。
いつも過去の嫌だったことを思い出してむかむかしたり嘆いたりしているから、すごく刺さった。
過去のあれこれの意味についてとか、考えたって仕方ないんだよなあ、本当に。
わかってはいるけれど、難しい。


夕方から夫の運転で宇都宮へ。
ミッフィーの限定マスコットが諦められず、宇都宮会場に向かうことにしたのだ。
私がこの前のあまりの惨状に嘆いていたら、夫が勝手にホテルを取って買いに行くというので、私もついてきた、というのが正しい。
夫は私に甘い。
フットワークも軽い。
というわけで宇都宮に前日入りして、なんとか予約が取れた安宿に泊まっている。
明日、買えたらいいなあ。
どれくらい人が来るのか、想像がつかない。



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