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料理好きじゃないけど

台風が来ているせいか、すごくお腹が空く。
気圧と関係があるのかもしれない。
むしろそういうことにしておいてほしい。
ついでにいつも以上に気力もない。
これも台風のせいかもしれない。

気力はないがお腹は空く。
そして美味しいものを食べたい。
というわけでよく作るお気に入りのパスタをまた作った。

ナスとベーコンとほうれん草のパスタ。アスパラもあったので追加。

にんにくスライスと輪切りの唐辛子(乾燥させてあるもの)で具材を炒めて、塩胡椒で味付けし、最後に麺と絡めるだけ。
ペペロンチーノ的な味。
野菜をたくさん入れるからなんとなく健康的なパスタだと思っている。
今日は麺を絡ませる時に茹で汁を多めに投入してみた。
いつもよりスルッと食べられる感じになり、これはこれでいける。

私は料理が得意ではないし好きなわけでもない。
だからこのパスタすら作れないような気分の時が五万とある。
他の料理だったらなおさら気分が乗らない。
でもこのパスタは美味しいから、調子が悪い時でも作りたくなる。
作りたい、というか食べたいのである。
食べたいから作る。
シンプルでわかりやすい理由。

食べたいから作りたい、という動機で献立を決めていいのは一人暮らしじゃないとなかなか難しいのかなと思っていた。
自分がそこまで好きでもないものを頑張って作っている母の姿を見てきたから。
子どものために栄養バランスを考えて……と頑張ってくれていた。
もちろん私も夫がいるので夫の健康を考えなければならない。
でも、せっかく作るのならやっぱり食べたいものを作りたい。
作ったけど大して食べたくないなんて、悲しいし疲れてしまう。
だからたまには自分の欲望のまま献立を決めて、食べたいという理由で作りたい。
そうしないと料理が好きではない自分は料理を続けられないと思う。

今度は餃子を作りたいな。
餃子が大好きだから。

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