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最近考えていること

夫としか会話しない日々が続いている。
働いていないし他に何か社会参加しているわけでもないから仕方がない。
この前実家に帰省した時は、喋りすぎてしまって疲れてしまった。
たまに人と話す機会があると歯止めなく喋り、後から悔やむ。
喋りすぎている自分はなんだか気持ち悪く、好きではない。
今週末は義実家に帰省することになっている。
どんなふうに会話すればいいのか、忘れてしまった。
義実家に行くのは1年ぶりである。
普段人と会話する機会がないから変なことを言わないか若干不安だ。


最近考えていること。
頑張って大学に入ったのは間違いだったんじゃないかということ。
地頭がいいわけではないのに、猛勉強してレベルの高い大学に入った。
そこでできた友達とは今も交流がある。
けれどその友達たちは大学卒業後の約10年間社会に揉まれ、今では立派な仕事をしている。
比べて私は10年間ほぼ社会に出ず鬱々としていた。
元々レベルが高いところにいてさらに高みにいった友達たちと話が合うだろうか、と考える。
もしかしたら友達たちは話を合わせてくれているのかもしれない。
元々地頭が良くない私はさらに頭が悪くなってしまった。
その私に無理して合わせてくれているのではなかろうか。

無理して大学に行かなきゃよかった、と思うことがよくある。
実際在学中の成績は悪かった。
周りの人たちは当たり前のように英語ができるのに、私は授業についていくのが大変だった。
それでも当時は、1日13時間勉強してこの大学に入ったのだという自信があったから、学力の差はそこまで気にならなかった。
でも今は、自分のレベルに合った大学に行けばよかったんじゃないかと思うことが多い。

そうは言っても母校に入学しなければ友達たちと会うことはなかった。
加えて、夫と仲良くなったきっかけも消える(私が在学中に下宿していた街に夫が住んでいるという共通点から盛り上がった)。
だから結局は無理してでも母校に入学してよかったのだとは思う。
そう思いたい。

ただ私は同窓生や友達たちのような輝かしい進路には行けなかった。
それに、就活がきっかけで鬱状態になり、10年間何もせずぐずぐずしている。
どうしても比べてしまうし、こんな自分と関わってくれる友達に申し訳ない気持ちがある。
本当は迷惑をかけているのではないか。
不安でいっぱいだ。

周囲のレベルの高さに、自分はどうしてこうなった……という気持ちが拭えない。
そんなことをいくら嘆いたって仕方がないのだけれど。
じゃあ今から頑張れるかと問われると、否、と思う。
気力も体力も、大学受験の時のようにはいかない。
そもそも周囲と同じレベルまで自分を引き上げようとすることが正解かもわからない。
そういう夢をみていた時期もあったが、今はもっと現実的な考え方をしている。
自分に合った幸せを見つければそれでいいじゃないか、と夫と出会ってからは思う、頭では。
でもそれとは別に、比較して嘆いたり自分も頑張りたいという気持ちが湧いたりする時もある。
ずっとこの二つで葛藤している。
踏ん切りがつかない。
どっちつかずで、中途半端。

今できることをコツコツやっていくしかないのだろうとは思う。
どっちにしろ、どうせ今はそんなにできることはない。
だから今できる最小限のことをやるしかないのだ。
それで何かが見えてきたらいいよなあ。
ずっとあれこれ考え続けているけれど、行動できることは限られている。
わかりやすいと言えばわかりやすい。
やれることだけやる。
それしかないのだろう。

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