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僕らのヒロインは言の葉を綴る

「僕らのごはんは明日で待ってる」
これは2017年に公開された映画だ。

とても綺麗で、あったかくて、美しい作品だった。

私は映画やドラマにハマるとき
女性の登場人物のなかに、「憧れ」を見つけるクセがある。

殿堂入りの憧れは
ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」の綾瀬はるかさん演じる
廣瀬亜紀ちゃん。

自分をしっかり持っていて
強くてやさしくて愛おしい言葉選びをする亜紀ちゃんがだいすきで
私の中の理想の女性像は、小学生の頃から変わらず、亜紀ちゃんだ。

そんな中、付加価値を見つけるかのように
様々な作品で素敵な女性を見つけることを約10年。

私にとっての映画やドラマ、小説は
そんな「理想のわたし探し」だった。

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しっくりくるくらい誰かと仲良くなって、一緒に何か出来るようになればもっとずっといいってわかてるのに、それをする根気がないんだ。

これは、新木優子ちゃん演じるヒロインの植村小春が
焦らされてばかりで少しいじけている恋人の葉山亮太(中島裕翔くん)を慰めるかのように伝える台詞だ。

わかってるよ、かわいそうなんて言葉、ちっともぴったりこない。でも体って便利。抱きしめてけば、ちゃんと葉山くんのこと思ってるってことくらい、伝えられるでしょ

これも、素敵。どきっとする。

ヒロイン、植村の台詞は、どれも素敵で
おしゃれな気が利いた言葉で
台詞というより、言の葉というような
たったひとことでどきっとさせつつ包みこむような
宝物のような言葉だ。

言葉という宝物は、私の憧れそのもので
私に前を向かせてくれる。

”私もそんな人になりたいな“
そう思いながら今日も私は言葉を綴る。

ピンクよりも、青が好きな
巻き髪よりも、ストレートが似合うような
可愛がられるよりも、愛することが好きな
泣くよりも、笑うような
後ろよりも、前を歩くような
みんなよりも、自分を生きるような
隠すよりも、秘密にするような

そんなヒロインになりたくて
今日も言葉を綴るだけ。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます
「スキ」が私の力になります
もしよかったら。
今日のnoteはこれを聴きながら綴りました。
♪僕らのために.../ケツメイシ


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