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母親は自分の鏡である

出産後、実家へお世話になります。大変ありがたいことですが
正直いうと、少し気が重い私がいます。

しつけに厳しい、自分を持っている芯のある母

私の母は、優しくもあり子どもによく尽くしてくれたものの、『ダメと言ったらダメ』としつけに関しては厳しい人だったように思います。
手先が器用で裁縫を趣味に様々なものを作って自分なりの生活を楽しんでいたように思います。インターネットが普及し始めた当初から自分の作ったものを販売したり自分がやりたいことに関しては、新しいことでも抵抗なく行動するタイプです。

そんな母と私は似ているなと思います。
高校から大学にかけてはよく言い争いもしていました。しかし、母が強すぎて次第に反抗することに無意味さを感じ、そこからはあまりしなくなったように思います。

そんな私にとって怖い、厳しいが拭えない母。それは、しつけの厳しさもあったのだと思います。

今は程よい距離感で接することができているので、言い争いをしたりすることもなくなり会ったら良好な関係を築けていると思います。

口を開けば、小言ばかりの母だった

海外に住んでいた1年以外、31歳までずっと実家暮らし。なんだかんだ母に甘えて色々やってもらっていました。だからこそ多少の小言を言われてもしょうがない立場でしたが、実家にいると“自分はできない“というレッテルを貼られているようで自己肯定感が低かったように思います。

私の友人も、厳しかった家庭が多く周囲から見ればしっかりしているのに自分に自信がない人が多かったように思います。

子どもをコントロールできずにイライラする親

幾つになっても上記の状態ってよく見られます。
家での言動をよく“だらしがない!“と言われていた私(笑)

今思うとそれは母の価値観です。しかし、私自身甘えている身だったので家での規則を守らなければいけなかったのだと思います。

家は、母独自の規則があります。

その規則が破られたり、思い通りにいかないことにイライラしている母、様々な決まりがある母の逆鱗に触れることはよくありました。
私も全く反省しない対応でよりイライラさせていたと思います。

文句をよくいう私

結婚して夫から言われたこと、それは…

『文句をよく言ってるよね』

今考えると母と同じことを私はしているのかもしれません。私の価値観を押し付け、やることが当然と思っているのです。

他者が期待通りの行動をとってくれないと“文句“という形で出てくるのです。

結婚して6年、だいぶ相手に過度な期待をせずお願いする言い方をするようになりましたが、未だ文句は健在だと自分自身自覚しています。

最初にネガティブに物事を捉える思考癖がある母

私は、母に大切に育てられたし、躾として厳しくもあった母に感謝もしています。しかし、彼女と接していると違和感を感じることがあります。それは、母はまずネガティブに物事を捉える癖があるということです。

子どもの時から今までなんとなく傷ついた母の言動は、ネガティブ思考が私に向いた時だったように思います。

今回実家に孫をつれて帰ることに関しても、本心は嫌ではないだろうし母として産後の娘の世話を観ることに同意はしています。

しかし、なんとなく話をしているとマイナスなオーラを感じるのです。

我が子が同じ思いをしないために

私にも受け継がれているこのネガティブ思考。同じ出来事が起きたとしてポジティブに捉えた方が人生楽しいはずです。
ネガティブ思考自体は悪いことでありません。しかし、それが我が子に向いてしまうとあまり良い結果にはならないように思います。

距離の近い親子だからこそ、客観的に見ることを意識して母の言動に感情を振り回されないよう自分の鏡だと思って接してみようと思います。

母に自分の思い描く行動を期待するのではなく、自分の接し方を変化させて心地よいコミニケーションを取れるように心掛ける

それが自分の変化に繋がって、我が子への関わり方にも良い変化として出てくることを願って…




もし、サポートしてくださる方がいたら、自信のない今の自分を変える事ができるかもしれません。宜しくお願いします♫