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音楽のはなし|夜な夜な日記

7月1日(月)

世界はひとつじゃない
ああ そのまま ばらばらのまま
世界はひとつになれない
そのままどこかにいこう

ばらばら / 星野源


この歌詞がすき。さみしいようでさみしくない。冷たいようにみえて深く優しい。まんが「違国日記」の槙生を思い出す。

ひとつひとつ、ひとりひとりがばらばらのまま生きられる世界がいいなぁ。
自分のままにどこかにいく。すきなところにいく。



きょうは音楽をしずかに聴いた。
いつも歩きながら、食べながら、本を読みながら。ながら聴きばかりになっていて正面から聴くのは久しぶりだったと思う。

まっすぐ聴く音楽はめちゃくちゃよくて、たまたま流れてきた曲もものすごくよくて、何度も何度も歌詞をみながら同じ曲をくりかえした。泣ける。沁みる。よすぎる。こんな風に感動できるならなんで普段からちゃんと聴かないんだろう。こういう感動をあじわうのが文字どおりの生きる意味なんだと思う。

行くあてもないまま
歩きましょうって春の宵

境目をなくして淡い夢に落っこちる

ほとんどもう破綻している世界において
いまだ狂わずにいるその影が

揺らいでばっかのこの道の先で
どれほど救いだったか知れない

やえ / 日食なつこ

音楽を聴いて泣けるのは不思議。

いろいろなものがぎゅっとつまった詩や音に、個人的な記憶や想いをひっぱりだされて涙が出る。

人生のいろんなこと、つらいこと悲しいこと腹が立ったこともどれも残さず、全部わたしになっているといいなぁ。わたしの心の根の栄養になって、詩や音や声や絵、いろんなものに感動できる豊かさをそだてていってくれてますように。

きょう、日食なつこさんの曲をきいておもった。

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