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年の瀬の東京4days②

東京滞在後半。
前半はこちらです。

4日目(2022/12/28)最終日

午前中は西荻窪へ。
大学に通うためかつて4年間住んでました。

西荻といえばピンクの象
ハリボテ感がなくなってる…
お世話になった教授を偲びに母校へ
日本文学を学んだ(と思う…)
品揃えがすてきな今野書店
売ったり買ったり足繁く通った音羽館
BREW BOOKSで購入した本

ひさかたぶりの西荻はお店の入れ替わりが激しくて…あれもないこれもないと残念に思う反面、新しいお店もまたどれも見た感じすてき。
このお店入ってみたい!と後ろ髪惹かれつつ本屋さんめぐりを優先したのでいつかまたゆっくり遊びに行けるといいなあ。
そしてですね、本屋さん良かった…。
特に今野書店に、誠に勝手ながら、大きな可能性を感じた。
ごく普通の街の本屋さんで規模も大きくない。
だけどおすすめとして展開してる本が個性的で発見が多くて楽しい。
ポップがなくてもキラリと光って呼びかけてくる本が多い。
地方の本屋さんでも書架の置き方や本の魅せ方など真似出来るのでは…?と、胸に期待を膨らませてついつい長居しちゃった。
BREW BOOKSにも気になる本がたくさんあった!!
小さな売り場の中で店主さんがほどよい場所に待機してるので、観察されてるプレッシャーを感じることなく選べるのも良い感じでした(重要)。

その後は走って…四季劇場秋へ。
ミュージカル『 バケモノの子』観てきた。

開演前のわくわく
撮影OKの年末特別カーテンコール
熊徹の田中彰孝さん素晴らしかった!

直前にチケットが取れた唯一の舞台…という理由で観に行ったんだけど、俳優さんたちの熱量と歌唱力が二階の後方席まで届いて圧倒された。
原作アニメより構成がシンプルになっていたのでテーマがぎゅっと凝縮されて分かりやすくなってました。
九太が「バケモノの子」という素朴で力強いアイデンティティを持てたのは熊徹たちに負の感情を含めてどんな自分でもさらけ出せて、それを熊徹たちが動じずに受け止めてくれてるって肌感覚として知っていけたからなんだろうなあ。

まだ明るい時間に本日のお宿、コンフォートホテル東京神田へ。
ということは…?

神田駅から徒歩6分くらい
お手頃価格ながら清潔で快適
東京で買った本を読むぞー!
1階にはブックカフェ♡

読書泊ー!!(本を読むために泊まる)
東京はとっても楽しいけどひとりぼっちの時間も大事!
お部屋で、ブックカフェで、飲み放題のおいしいコーヒーをお供に誰にも邪魔されずに本を読む、という至福の時間を過ごしました。
従業員さん親切で、朝ごはんが美味しく、良いホテルだったなあ。

これで東京4daysおしまい、のはずが…

5日目(2022/12/29)おまけ

待ち合わせしてる家族から遅れると連絡が入ったので、これ幸いと新宿の紀伊国屋書店へダッシュ。

木下龍也『あなたのための短歌集』ナナロク社

木下龍也さんのサイン本をついに手に入れましたー!
西荻の本屋さんめぐりで出会えず密かに落胆していたのでここで出会えて大歓喜。
中のサインは内緒だけど「一首+イラスト+サイン」という大盤振る舞い。
木下さんありがとうー♡♡

この東京4daysでたくさんの芸術に触れて思ったのは、
・外に出る
・自分を開示する
・自分が見たものを信じる
って大事だな…と。
星野道夫さんも、
ヴァロットンも、
日本画の画家たちも、
『犬王』の犬王と友魚も、
『バケモノの子』の熊徹と九太も、
みんなそうして自分という存在を確かにしていってるということをひしひしと感じた4日間だった。
わたしはわりと秘密主義で、ひとの輪に入るのが苦手で、だから家にこもりがちなんだけど、「偶然」や「出会い」をもっと楽しんでみるのもいいのかもしれないって思った。

2023年は外に出てみよう。

2023年元旦の富士山

みんな元気に楽しく今年1年を過ごせますように。

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