まい ⚘ 読書

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まい ⚘ 読書

〖本の記録と交流用〗本を楽しむために生きてる┆文庫購入派┆日本の小説が好き┆ファンタジー、古典、近代文学、児童文学、エンタメ、ライト文芸、エッセイを読む ┆フリーランス司書┆在宅&街ワーカー┆本好きさんと仲良くなりたい.* 𖥧⚘ ┆気軽にリプいただけたらうれしいです♡

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    本を楽しむエッセイまとめ。

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彩り豊かな人生を

人生は過酷だ。 わたしひとりが特別に苦しいという話ではなく、きっと多くのひとが感じていることだと思う。 こんな人生はもう終わりにしたい。 いつもそんな思いに苛まれるけど、 だけどその度に… 先に逝ったひとや遺されるひとの姿が脳裏をよぎる。 人生は過酷だ。 それでも人生は生きるに値すると伝え続けたい。 なぜならわたしには生きていて欲しい(欲しかった)ひとがたくさんいて、そのひとたちの人生をどうしても肯定したい。 だからひとまず… よし!今日一日を生きてみよう! と

    • フリーランス司書の小さな願い

      フリーランス司書を名乗り始めて二ヶ月くらい? 読書会を三回実施して、他にもこれからワークショップや古本市を企画しています。 自分が楽しいことをやっていくぞー♡ が!行く手を阻む社会の壁が…!? 肩書きや所属って大切なんだね!!!! 個人名義で読書会をしようとしたら、まー怪しまれました。 会場に問い合わせるとき、チラシ掲示をお願いするとき、地元新聞に取材を依頼するとき、なかなか理解が得られずにお互いに困惑。 だけど「フリーランス司書です」って言うとなんとなーく納得してもらえ

      • フリーランス司書になる

        結論はタイトルの通り。 フリーランスのデザインのお仕事も継続中ですが、わたしフリーランスの司書になりました。 以下、こちらを踏まえてのお話です。 要約すると… 司書を挫折して、いつか図書館に戻ったときのために…とデザインを学び、それが仕事になったもののずっと息苦しさを覚えていました。 そんなときに読んだのが、 ・『あしたから出版社』(島田潤一郎 ちくま文庫) ・『本屋で待つ』(島田潤一郎 佐藤友則 夏葉社) それでわたしはやっぱり図書館の仕事が好きだなあって思ったんです。

        • 読書会in地元はじめました

          第一回読書会in地元を開催しました! それぞれ好きな本を持ってきて好きにしゃべる方式。 集まった三人で順番に一冊ずつしゃべるのを数回転。 集まった本は、絵本も漫画も画集もエッセイも評論も小説も… ほんとに三者三様! たった三人、されど三人。 世界にはこれだけ人がいて本があるんだもんね。 同じ本を読んでることって滅多にない。 それでも本という共通項についてしゃべるだけで、初めましてに近い状態からは信じられないほど、大事な秘密をこっそり分かち合えた気がして楽しかった。 ち

        彩り豊かな人生を

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        記事

          仕事と本とわたし

          みなさんお仕事してますか?? わたしは、働いているような、いないような…。 わたしが自分の人生を振り返って思うのは、本のことしか考えてこなかったなーということ。 読むだけじゃなくて、選んだり、眺めたり、触ったり。 とにかく本という物体が好き。 小学校に入る前から図書館ごっこして遊んでたし、小学生の頃は全十巻くらいある巨大な国語辞典を熱心に読んでたし、中学生になると自転車で本屋さんをあちこちはしごして何時間もひたすらじーっと棚を眺めてた。 本だけじゃなくて、本好きなひとも大好

          仕事と本とわたし

          『ふがいない僕は空を見た』

          めちゃくちゃ良かったもんで、ものすごく熱弁ふるってるネタバレなしの感想です。先入観が植え付けられるかもなので、未読の方はご注意ください。 うろ覚えの作品概要 ・窪美澄さんデビュー作 ・5つの連作短編集 ・冒頭の1編は女による女のためのR-18文学賞大賞受賞作 ・高校生と主婦の不倫から始まる物語 ・高校生のおうちは助産院 ・文庫の解説は重松清さん はじめに どろっどろの性描写から始まります。 R18文学賞って単に「大人の女性を描いた作品」かと思ってたけどこれはほんとに1

          『ふがいない僕は空を見た』

          本とわたし

          小さい頃は三重県の賢島という観光地に住んでました。 板前をしていた父の仕事の関係で、 家族そろって旅館に住み込みしてたのです。 ところがわたしが小学生三年生になる直前、 父が風邪をこじらせて入院。 その二週間後、四十歳という若さで突然死んでしまいました。 それからさらに二週間ほどの間にお葬式・引っ越し・転校。 父を失ったわたしたち家族はそれから二十年ほど笑顔を失います。 家にいても安らげず、転校先にも馴染めなかったわたしは、この世界のどこにも居場所がなくていつも死にたが

          本とわたし

          年の瀬の東京4days②

          東京滞在後半。 前半はこちらです。 4日目(2022/12/28)最終日 午前中は西荻窪へ。 大学に通うためかつて4年間住んでました。 ひさかたぶりの西荻はお店の入れ替わりが激しくて…あれもないこれもないと残念に思う反面、新しいお店もまたどれも見た感じすてき。 このお店入ってみたい!と後ろ髪惹かれつつ本屋さんめぐりを優先したのでいつかまたゆっくり遊びに行けるといいなあ。 そしてですね、本屋さん良かった…。 特に今野書店に、誠に勝手ながら、大きな可能性を感じた。 ごく普通

          年の瀬の東京4days②

          年の瀬の東京4days①

          わたくし東北の海辺(どいなか)に住んでいるのですが、10年ぶりくらいに東京でひとり時間を堪能してきました。予定もなく自由気ままに東京に滞在することはきっともうないので、飢えている芸術にたくさん触れてきた!! 1日目(2022/12/25) ひさしぶりの新幹線!はやぶさ! 旅のお供に選んだのは近藤史恵さんの『スーツケースの半分は』。 お年頃の女性たちの旅が描かれる。 かたわらにはいつも青いスーツケース。 あたたかい気持ちになれて、旅にぴったりの本でした。 懐かしの友だちと

          年の瀬の東京4days①

          23.1.23 ⚘ 本あれこれ

          伊坂幸太郎『終末のフール』 年末年始の晴れやかな空気を浴びていたら世界の終わりを感じたくなって『終末のフール』を手に取った(ひねくれてる!)。 3年後に小惑星が衝突して人類が滅亡する。 人類滅亡はその5年前には確定していて、ひとびとはなんとか受け入れつつある段階にあったりなかったり。 というとスターウォーズみたいなSFっぽいイメージが広がるけどごく日常のお話だった。 今のわたしたちの日常が3年後に終わる。 みんな死ぬ。 普段考えもしないそんなことを少しだけ具体的に想像さ

          23.1.23 ⚘ 本あれこれ

          『白夜行』と『幻夜』

          『白夜行』にいたる白夜行 長大作の分厚い本だけど、読むまでも長ーい時間がかかった。 何年も前からいろんな方にすすめられてはいた。 勤めていた図書館で…。 ツイッターでも…。 家族も…。 友人も…。 そんなこんなで長い年月ずっと興味津々なのにどうにも最後の一押しが足りず、やっと本を手に入れてからからもさらに1年積んでいた。 そして機が熟したこの年末年始。 ・ツイッター友だちが「一番好きな本!」と言っていた ・「趣味どきっ! 読書の森へ 本の道しるべ」というテレビ番組で

          『白夜行』と『幻夜』

          『平家物語』の魅力を語る

          2022年はひさしぶりに人生を揺さぶられるほどの本に出会った。 それが『平家物語』。 読んでからもう数ヶ月が経つ。 それなのに年末年始の帰省で母に涙ながらに、熱く、くどく、その素晴らしさを語って「いいから読んでみて!」と本を押し付けている自分に自分で驚き笑ってしまった。 きっかけは母の「平家物語って暗いんでしょ?」という言葉だったと思う。わたしも実際に読む前はそんなイメージを持っていたので尚のこと「それは誤解だ!そんな理由で読まないのはもったいない!」とヒートアップしてし

          『平家物語』の魅力を語る

          本が読めなくなった

          わたしにとって読書ってなんだろう? わたしは本当に読書が好きなんだろうか? という疑問がふつふつとあふれた2022年12月。 読めなくなった。 一番の理由はSNS疲れ。 わたしは元々コミュニケーションは大切なひとを大切に出来る範疇を良しとしている。 それでも本に関してだけは日々情熱を持て余していたために、積極的にひとと関わりを持っていたかったし、実際、読書関係のSNSは驚くほどに心地よくてしあわせを感じている。 そのためSNS疲れの元凶は仕事で始めたInstagramだっ

          本が読めなくなった

          22.11.25 ⚘ 本あれこれ

          10記事坊主になった noteを始めるに当たって 「まず10記事は続けられたらTwitterで公開するぞ!」 という目標がありました。 そしてめでたく有言実行した途端、投稿ストップ…。 たぶん公開した謎プレッシャー? でも本のことを語りたい気持ちがどうしたって噴出してしまうのでまた気まぐれに楽しく続けることにした。 ワークショップに参加した この秋、手製本と蔵書印のワークショップに参加した。 自然豊かなこのド田舎でそんな都会めいたワークショップがあるなんて奇跡!!!!!

          22.11.25 ⚘ 本あれこれ

          石巻一箱古本市を歩く

          生まれて初めて「古本市」に行ってきました。 商店街のあちこちにお店が点在していて、地図を持って街を巡ります。 ツイッターではわりかし傾向の似た文芸書がTLに並んでる印象。 でも!! 古本市は店主さんによってジャンルがバラバラ多種多様。 昔懐かし雑誌、名作絵本、新旧自己啓発、難解ルポタージュ、使い込んだお料理本や手芸本、手に取ったらバラけそうな古〜い本…などなど。 店主さんの手作り小冊子やオリジナルグッズもありました。 文芸書も見たことのない本がたくさん。 ふだんの自分の

          石巻一箱古本市を歩く

          22.10.11 ⚘ 本あれこれ

          読書はバロメーター 仕事に行き詰まっております。 ゆえに読書にも身が入らぬ。 こうなるとストレスがたまっていってだんだん心身ともに下降していく。 そう分かっていても気持ちが散らばって読めない。 今なんとかちょびちょびと読んでる原田マハさんの短編集『独立記念日』に、武者小路実篤さんの詩集が引用されてました。 行き詰まっても、死ぬる迄は生きる也。 読めるときも読めないときも、本を携えて自分の「ちょうどよい」を探し続けてこ。 捨てる家具が大変身 使い勝手が悪くて捨てようと

          22.10.11 ⚘ 本あれこれ