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製作ノート vol.9「シンガポール旅行記『SGP TRIP』を振り返る」

ちょうど去年の今頃、9月のシンガポール旅行に向け準備をしていた。
発端は6月の大学サークルの同窓会のとき、シンガポール駐在中の友人を訪ねる計画が持ち上がったことに始まる。
こういう話は持ち上がっても「行きたいね~」で終わってしまうことが多いけれど、今回は違った。
行動力抜群のKちゃんがシンガポール駐在中の友人に連絡を取り、9月中頃の日程について了解をとってくれたのだ。
そうなると旅は急に現実的なものとなった。メンバーは私を含め4人。
すぐに私は期限切れが近い自分のパスポート更新の手続きをし、次に航空券を購入。Kちゃんは宿の手配をしてくれた。
旅のメンバーMくんのオフィスを借り、4人で打ち合わせしたのも懐かしい。
こうして振り返ると、やっぱり旅は計画している時間も旅の一部なんだなと実感する。

打ち合わせ風景

準備を整え、いざシンガポールに向けて出発!(滞在中のことは『SGP TRIP』に書いているので割愛)
そして帰ってきたらすぐに旅行記を書き始めた。鉄は熱いうちに打て、と言うように「旅行記は旅の興奮冷めやらぬうちに書くべし」と思っている。
滞在中に撮った写真を見ながら、とにかく時間があればひたすら書いていた。行ったところの絵、そこについてのエピソード。思えばこういう時間こそ旅の追体験で贅沢なひとときかもしれない。
そうして出来上がった原稿を自分でプリントして、中綴じホチキスどめして完成!
表紙はおなじみ「TWG」というシンガポールで有名なお茶のブランドパッケージのパロディだ。なるべく似ている色の紙を探してきた。

『SGP TRIP』の表紙

9月中旬の旅行で、旅行記『SGP TRIP』を販売開始したのが12月だから、我ながらよく頑張ったかも。それくらい勢いよく書いていたのだと今感じている。
すでに実践している人も多いと思うが、旅の記録は残しておくことがオススメだ。どんな形でも良い。私のように簡単な紙媒体でもいいし、あるいはPDFといったデジタルでもいい。
こういう記録は出来上がったときはもちろんのこと、5年後、10年後に読んだときの感慨もひとしお。それも今から楽しみで仕方ない。

みんなで食事をした場面

今回のシンガポール旅。計画から終わったあとの記録まで含めて、私にとって本当に#忘れられない旅になった。

『SGP TRIP』はこちらオンラインショップと、渋谷ヒカリエ8階「渋谷〇〇書店」で販売中

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