「ちゃんと」をちゃんと言語化する

ちゃんと座ろう


ちゃんと見よう


ちゃんと聞こう


ちゃんと読もう


ちゃんと書こう


ちゃんと遊ぼう


ちゃんと食べよう


…………




日常生活で
ちゃんと」という言葉を
使っている場面って結構多い気がする。





で、


この「ちゃんと」って何?

と思うこともまた、ままある気がする。






例えば
ちゃんと座りなさい」

授業中やごはん中などに聞かれるフレーズだろう。




先生や親、伝える側が思う
ちゃんと座る」状態と

児童や我が子、受け取る側が思う
ちゃんと座る」状態


もしかしたら違うかもしれない。




先生の「ちゃんと座る」は、

両足を床につけて、背筋を伸ばして座る。


対する
児童の「ちゃんと座る」は、

背筋さえ伸びていれば、脚は組んでいてもいい。


かもしれない。



このようにそもそもの「ちゃんと」の前提が違うと、

ちゃんと」は意味をなさない言葉になってしまう。




だから「ちゃんと」をちゃんと言語化。



ちゃんと座りなさい」は、

「両方の足の裏を床につけて、
背筋をピンと伸ばして座りなさい」

というふうに。




ちゃんと言語化することで

使用する単語数も増えるし、
語彙力アップにもつながると思う。

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