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思考の整理

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2021年9月の記事一覧

お彼岸のたのしみ

僕はいつの頃からか、おはぎを楽しむようになっていました。 旅行を計画すれば「旅先におはぎやさんはないかな?」と事前調査する。 デパ地下に行けば、和菓子コーナーに直行し、おはぎを探す。 そして僕は知ってしまったのです。お彼岸になると、普段は売っていない和菓子屋さんでもおはぎを販売することを。 それを知ってしまった僕は数年前からお彼岸になるたびに、おはぎを求めて和菓子屋さんを巡るようになりました。 もともとおはぎは好きでした。お彼岸になるとおばあちゃんが作ってくれていま

理解

弱っている気持ちを伝えてみたら、みんな理解してくれた。先日の記事に書いた理不尽男のことだ。 僕は彼の理不尽な攻撃に精神的に追い詰められていた。気分が上向かない日が続いた。 「でも、このまま潰されるわけにはいかないんだ」 あと一歩のところで踏みとどまっている状態。僕は必死に打開策を考えていた。 相談してみるか。 相談相手に選んだのは実務担当者のふたり。ひとりは理不尽男の部下。 「あの人、いつもあんな感じだよ。特に会議の場ではそう」 「どうしてあんな感じになっちゃう

DX推進の難しさ

DX デジタルトランスフォーメーション 我社も例外なく取り組んでいる。世の中の流れに沿った形だ。 「我社もDXに取り組んで仕事のやり方を変えていかねばなりません!」 社長の一言でDXの取り組みがはじまったのは2年前のこと。 「でも、DXがなんなのか私も知らんのだけどね」 まあ、それが本音でしょうね。 でも、社長がそう言ったものだから、なにかをやらなければいけない。 まずはDX推進室という組織ができた。社外から引っ張ってきたという人物だ。 この組織が2年間でなに

不安とストレスの拮抗の先

ストレスがたまると顔に症状が出ます。今は唇にヘルペス。ほほのあたりにできものができたりもします。そうなると跡が残ってしまう。 勝手に出てくる症状ばかりはどうにもならない。どんなに気をつけても無理。 ストレス つらいですね。負のスパイラルに入るとなにもかもがうまくいかない。 話せば楽になるんだろうけど、誰かを誘って飲みに行くってこともできない状況だから、ストレスは溜まるばかり。 人生ではじめて転職を考えている。 今までも何度か頭をよぎったことはあるけど、それは現実と

惰性で食べ続ける

「お腹がぽこっこりしてきたなぁ」とずっと思っていたんですよね。「まあ、年齢とともにそうなるのは仕方がないか」とも思っていたんですけど、反面、「どうにかならんもんか?」とも思っていたんですね。 思ってばかりじゃどうにもならないんで筋トレは頑張っています。もちろん、その中で腹筋も取り入れています。 力を入れれば腹筋は固くなるので、それなりに効果は出ていることはわかる。 でも、ぽっこりは解消できない。 うーん、どうしてだ? で、あるとき思ったんですね。 「そういや、忙し

シーツの交換頻度

僕は床に布団を敷いて寝るタイプの生活をしています。 実家ではベッドでした。理由はひとつ。ムカデが出る家だったからです。ムカデさえ出なければベッドでなくてもよかった。 今の部屋はムカデがでることもないし、そもそも部屋がそれほど広くありませんから、ベッドという選択肢はありませんでした。 また、いずれ出ていく部屋です。引っ越しのことも考えての選択でした。 ベッドにするとその下にホコリが溜まりやすくなるということも考えました。 どうしてもベッドで寝たい日があったら、近くのホ

理不尽さの次の日

昨日の話の続きになるんだけれども。たまたま別件でその部署の上長と2人で話をする機会があった。 「あなたたちとは一線を引こうと思うんです。もう我慢の限界なのです」 言葉を選びながら、そのようなことを伝えた。 「そうなるとこの仕事はストップしてしまうだろうね。そうなると私が直接関わるしかないか。本当は今でも関わりたいんだけど、なかなか手がとれず…」 この上長は今でも山のように仕事を抱えている。生真面目すぎて手が抜けないタイプの人なのだ。だから部下にも厳しくなる。傍から見れ

我慢の限界

「自分ひとりだけで仕事ができたらどんなに気楽だろうなぁ」と思う。 自分からは全くアイデアを出してこないくせいに人が作ったシステムに文句をいう人がいる。 「こんなところに不具合がある」 「こんな使い勝手ではダメだ」 「このシステムは意味がない」 会議の中で僕が作ったものがいかにダメかということを威圧的かつ高圧的な態度でまくし立てる。 「具体的にどういうところに不具合がありますか?」と聞いても今は答えられないという。 「ではどういう仕様にすればいいですか?」と聞いて