[ Decode:Art ] Bank of America 3 [未来予想図]
はじめに
本件は去年の記事『Bank of America』『あの日の特別さ』の続きとなります。これまでは一枚目の絵画が「いつを示すのか?」と「未来がどのように変化してゆくか?」についてDecodeいたしました。本件では「未来がどのように変化してゆくか?」をさらに色濃くお伝えいたします。…ですが始める前に少々お話を。
結構勘違いなされている方がおりますので先に申し上げておきますが、わたくしは何かが起こる日を知っているわけではありません。「やよいさんの知っている終わりの日を教えて下さい」とこれまでに結構な数のご相談メールを頂いておりますので、人の恐怖心を求心力にするエンタメ陰謀論者のように曖昧にはせずはっきりと申し上げておきます。
わたくしはピンポイントでは日付は分かりません。
これとても大切で、わたくし以外の人間全てに言えることですが、そんなものわかる人はいません。もし何かの日を当てたという人がいたら、「たまたま」か「回し者」かのいずれかです。どちらにせよ怪しいし、そんなものに己の未来を託せませんから「〇〇の日を当てた」と吹聴している者がいたら、クスッと笑ってシカトが一番。群れをなす時、大体は同じくらいのIQ同士でかたまりますからね。自業自得と類は友を呼ぶは理ですからご注意を。
また、今回綴るに至ったのは『最後の晩餐』のDecodeをお伝えし終わったから。あの絵画に何が組み込まれているかを知らねば本件のお話は信ぴょう性を欠き意味をなさないから。『Over The Davinci Code』を読了した方は経験なさったはずです。知ることにより、同じものから全く違う意味が読み取れることを。本件も同じです。
知らねば見えぬ何事も。知らぬは見えぬと同義なり。
人は未知を嫌います。未知の恐怖に支配されるくらいなら、既知の答えでとりあえず埋め合わせ恐怖を回避します。合わせて、ファスト娯楽の蔓延により「時間をかけ知識を積み重ねて理解する喜び」が失われており、安直な答えに飛びつき未知を回避した気になり安心してしまいます。
しかしながら前述の様な者が吹聴する安直な答えですから、なんの危機回避にも備えにもなりません。ただ目の前の現実・恐怖から逃避しているだけに過ぎません。
わたくしは現代の魔女であり、わたくしの文章は剣。例えあなたの心を傷付ける現実であろうと突きつけるのがわたくしの使命。馬鹿げた終わりの日思想に左右されるくらいなら、わたくしが叩き切って差し上げますわ。
あなたの未知を既知にかえ、心の恐怖を切り落としてあげる。
でも覚悟して。それなりにハードな未来だから。ハードゆえにこれまで黙っていたのですから。では始めましょう。Decode of Art !!
地上に降り立つ天使
夏至の王子
まずは予定通りに進んでいることを実感していただきます。
バンカメの一枚目の壁画は鏡面反射させることによりもう一つの姿を表します。手法は以下に引用します。以下の絵画は”St. Peter's Catholic Church”にある壁画で、一枚の中に「救世主を受け入れた世界「と「背を向けた世界」の、二つの世界の行く末が混在し描かれたトリッキーな壁画。
これが元絵です。この元絵をバラして以下のように鏡面反射させると、それぞれの世界が現れます。
「絵をバラしてくっつける」という行為は、アカデミックな芸術家先生たちに言わせれば「馬鹿なこと」ですので、はっきりとした例を用いなければ理解して頂けないと思い引用しました。ちなみに、前述の壁画を書いたBenjamin F. Longがバンカメの三枚の壁画を描いた人、つまり同じ人です。では同様にバンカメの一枚目をバラしてくっつけてみましょう。
「2本の柱」と「13番目のアルファベットのM」が現れ、中心には”燃える茂み”を翼にした”黒い天使”が降臨します。分かりやすくしてみましょう。「Madonna's Ritual / 聖母の儀式.2012」シリーズで詳しく綴りましたからすぐにわかりますね。
イメージ的にはこんな感じ。
古き太陽神のように描かれる夏至の王子。そんな彼の背中には天使を象徴する羽根が添えられています。
ミカエル?ルシファー?
キリスト教神話で地上に降り立つ象徴的な天使は二体、ミカエルとルシファーです。順にご説明申し上げてゆきます。
始まり
太陽に近づき過ぎて羽根が溶けてしまい墜落した英雄イカロス。バンカメの一枚目の「燃える羽根」から容易に連想できますね。ではキリスト教で天から堕天した天使は誰でしょう?
ルシファーです。このお話は失楽園。聖書の初めの方のお話のアダムとイヴが楽園から追放される物語の一部。ゆえに「始まり」。
終わり
「最後の審判」で地上に降臨し、手にした天秤で人間の罪をはかり裁く天使は黒い鎧を着たミカエル。このお話はイエスが死んで復活した後の物語。ゆえに「最後の審判」っていうくらいですから「終わり」を示します。
α&Ω
並べてみればその意味は一目瞭然。「混沌からの秩序」に他なりません。
「 灰から飛び立つ不死鳥」でもお伝えしたとおり、国連の壁画にも同様の順番で記されていましたね。混沌の後に新しい秩序です。新しい秩序を構築する前には一度破壊しなければならないから。一度壊した後に新たな創世記を始めようと言うのです。
ただですね………
これまで、時期は過ぎているのに壁画のように明確に夏至の王子が表舞台に現れることがありませんでした。壁画に記された年の夏至の時の、例の騎士団の主権者は女王でしたし、女王亡き後は息子が主権者でした。
しかしここにきて………
”治療中は表立っての公務を全て延期する”と発表したことから、事実上の主権者は夏至の王子になるのです。そうなりますと壁画の通りになってきます。ギザの真上で夏至の日に触が起き、夏至の王子が赤いヴェールから半分姿を現し始めるという壁画の通りに。
チャールズが引っ込んだと思ったら↑これ。
そして↓これ。
ですからきっとこの先も壁画の通りに進められてゆくのですよ。故に壁画が示す世界を先に明確に知っておくことが大切になってきます。未知を既知に変えて恐怖を先に知っておかないと、いざ直面した時に安易な救済に飛びついてしまいますから。例えるなら2019年の年末の時、未知の恐怖に直面し「魔法の枠珍がありますよ」と囁かれたら飛びついたように。そうならないためにも近い未来を知っておきましょう。
バンク・オブ・アメリカの壁画
今回は禍々しい未来が描かれたこの壁画が示す世界を色濃くお伝えします。
この三枚が近い未来を示すことと、一枚目の「時」はすでに過ぎたことは前回の『Bank of America』でお伝えした通りです。そして一枚目の「時」はとても特別だったことも。
今回のDecodeのポイントは、バンカメの一枚目が夏至で三枚綴りの壁画だってところがポイントです。そうあのDecodeと重なってくるでしょ?
三位一体
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