拝啓 菅野志桜里様

 Facebookから転載しました。ちょうどご本人が「note」に書いているので、便乗させてもらいます。コメント欄はなかなか香ばしいですが、数が少ないので、読んでいる人の数も少ないのでしょう。いろいろな意味で「オワコン」だということに気づいているのかな。ちなみに「菅野」は本名で、「山尾」は離婚した元夫の姓です。


 短く要約すると、「このまま選挙に出ても落選するから出ません」ということですね。 政治活動を支援してくれた国民民主党と玉木雄一郎代表に対し、「お前のところにいても当選する見込みがないから辞めるわ」と最後っ屁をかます面の皮の厚さだけは「政治家向き」かもしれません。‎‎ 

 ここまで承認欲求と自己愛に満ちた「メッセージ」はなかなか書けるものではありません。 菅野志桜里氏に対し(冗談半分で)「博覧強記」と書いたこともありましたが、正式に撤回します。 次の臨時会は事実上「衆議院解散のための国会」になるから、今すぐ議員辞職しても何の支障もありませんよ。‎‎ 

 菅野氏は自己実現欲求を満たすために政治家になったのか? 山本太郎氏にも当てはまるのですが、「私が考えた最強の政策と法律」を提示すれば国民は分かってくれる、という押しつけがましい姿ばかりが目についてしまい、読む気が失せるんだよ。 仮に菅野氏が考える政策や法律が「最強」だとしても、所属政党で議論した上で法案として提出され、国会で審議されなければ、「一議員の試案」で終わるだけです。‎‎ 

 こういった「一議員の試案」を所構わずぶち上げるようなスタンドプレーばかりして選挙区で真面目に活動しないから、立憲民主党にも国民民主党にも居場所をなくし、ついには選挙区から追放されてしまうのです。 党にいても自分の意見が通らず、選挙区を持たない根無し草のような扱いを受け続けた結果、ヒステリーを起こしたのかもしれません。‎‎ 

 政治の役割は「法に基づき、国家と社会の秩序を維持する。 すなわち、国民の様々な利害を調整し、公正に捌く」ことに尽きます。 党や個人の自己実現欲求を満たすための政治が行われているのは、中国や北朝鮮のような独裁国家です。 「私が考えた最強の政策と法律」を披露して悦に浸るような「子供の遊び場」みたいな感性で携わってはいけないのです。

 ‎‎ 菅野氏の「メッセージ」を字面通り読むと、今後は民間でシンクタンクを立ち上げて政策提言や講演活動をするのでしょう。 「私が考えた最強の政策と法律」を披露して悦に浸るような人を起用してくれる機関や人がどれだけいるのか、というところですが、実はその路線で大成功を収めている女史がいらっしゃいます。 正確に言うと「私が考えた」ではなく「ビジウヨやネトウヨが欲しがる」ですが、「縮刷版のない某新聞」とか「近親憎悪し合っている雑誌」のような「下衆な連中の劣情に訴えかける媒体」なら声をかけてくれると思います。‎
‎ 

 「優秀だったのに闇堕ちしてしまった」と嘆く人も多いでしょうが、むしろ「なるべくしてなった」と考えるのが自然です。 承認欲求と自己愛に満ちた「政策提言」と「講演活動」をして荒稼ぎする日が来ることを期待しております。 もちろん冗談ですよ。 えっ? 「冗談はよしこさん」だって? お後がよろしいようで。

‎https://note.com/yamaoshiori/n/na649929e93e3?fbclid=IwAR0hFaW9RWQYawsrr6nEKyg9HOu_zHBjPle8yglijMHreGZ0PS63Q0_I468

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?