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ありしゅ菓
2020年4月17日 20:37
19世紀イギリスで流行した怪奇小説は、主人公が貴族のものが多いです。貧乏貴族だったり没落しかかっていたりしますが、とにかく中流~上流の人たちです。そもそも庶民は読者として想定されていない主人公として焦点を当てられることもなかった時代だからかもしれませんがもともと文学は貴族による貴族のための娯楽でした。この本からは、意味合いは少し違いますが、同じ匂いを感じます。私も怖い話は好きなの
2019年10月25日 23:48
うちには祖父母の代からの蔵書や、かなりの年代物の本もあって暇なとき気まぐれに引っ張り出して読むことがあります。先日母の部屋に文房具を借りに行ったらベッドの上に「筑摩書房 現代名作集(二)」が開いたまま置いてありなぜか「河野多恵子篇 幼児狩り」のページが出ていました。ホラー風の題名に反応してチラリ読んだら引き込まれてしまい、拝借して自分の部屋に持ち帰りました。実際はモンスターや連続