ドラッカーにも、ポーターにも、ウシジマくんにも書いてあること

平成31年2月21日 毎日ARUYO通信第187回
ドラッカーにも、ポーターにも、ウシジマくんにも書いてあること
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昨夜は高校クラスメートのY君が出張で東京に来ていたので、夕食を食べました。場所は虎ノ門、【香港麺新記】。たぶん3年ぶりくらいに行ったんですが、中国人の店員さんが、
「あらっ、久しぶりね。全然来ないじゃない!」
って、片言の日本語で挨拶をしてくれました。
「覚えていてくれたのか!」って嬉しくなりました。
ちなみに、ここの【スペアリブ丼】が絶品です。超B級ですが。
ご興味がある人は是非。
先月、大阪に行った時に僕の体調が悪くて会えなかったので、リターンマッチの形となりました。
相変わらず気の置けない友達と過ごす時間は貴重で、あっという間に時が過ぎ去っていきます。

彼は学生時代から自分の興味・関心がある領域を、今は仕事として取り組んでいます。
会うたびに、楽しそうにそれを語ってくれるので、いつも嬉しくなります。

学生時代から含めればもう15年以上その領域を専門にやっているので、その領域に関してはプロフェッショナル。かなり活躍しているようです。
そんな彼も、
今取り組んでいる領域をさらに掘っていくのか?
それとも、業務領域を拡大していくのか?
ということを考えているようでした。
僕は、正直その領域のプロフェッショナルでもなければ、彼の仕事を理解しているわけでもないんですが、勝手ながら
「その領域のことが好きで、楽しくて、もっともっと突っ込んでいきたいと思っているのであれば、もう誰も追いつけない【大気圏を突破するぐらい】の圧倒的な力を付けた方がいいんじゃないのかな!?」
という話をさせてもらいました。すると、
「非常に大きな気づきとなった。もしかしたら3年間・1,000日ぐらい無駄にするかもしれないところだった。ありがとう」
と言ってくれました。
一方、僕はというと、彼の仕事を理解しているわけではないままに話をしてしまったので、ちょっと気にしていたんですけれども…
朝一で、彼が
「昨日はありがとう。大きな気づきがありました」
とLINEを連絡くれたので、安心するとともに、めちゃくちゃ嬉しかったです。

で、ちょうどそのLINEを見た時には、マイケルポーターの【競争戦略論(新版)】を読んでいたんです。
そこに、以下の記述がありました。
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戦略を維持し強化する成長策とは、
戦略ポジションを掘り下げることに集中し、拡大したり、妥協したりしないことである。
そのための1つの方法は、
現在の戦略の延長線上で活動をさらに強化し、競合他社が不可能だと諦めるか?
コスト負担に耐えられないと思うような特徴やサービスを提供することだ。
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あるいは、戦略にとっては、
【何をすべきか?】と同じぐらい、【何をすべきでないか?】が重要
ともありました。

これは、【戦略とは捨てること】と同じですし、ドラッカー風で言えば
【自分にしかできないことしかやってはならない】
ということと同じでしょう。
はたまた、【集中するということは、捨て続けること】という話とも同じでしょうか。

ということで、これらは、このブログで何度か触れて来ていることですし、
名著と言われる書籍にはどれにでも書いてあることのはずです。
しかし、実際に出来ているのか?
というとまた別の話なんでしょうね。
おそらく出来ていないことの方が多いんでしょうね。
出来ていたら、そんなに多くの書籍に書かれていないでしょうから。

でも、実行するのは難しいですよね、捨てるのは誰だって怖いんですから。
できることだったら全部欲しい。どれも捨てずに持っておきたい。
やったことに対する対価だって、その場で欲しいですもん。
でも、捨てなければ、新しいものはゲットできないし、
やった事に対する対価とのタイムラグがあればあるほど怖いから、その決断や行動が出来ないのではないかなと思うのです。それは、本能に逆らうものだから
例え、それが頭では【正しい】【良いことだ】だと、知識として知っていたとしても…

でも、やっぱり怖いこともあるんですけども、
「これはそうだな。この話はARUYOな」と思った話であれば、俄然突っ込んでいきたいと思うのです。勇気を持って!

年明けから、認識や行動をバンバン廃棄しています。
正直ビビることもあるんですけども、というか、ビビりまくっているんですけど…笑
でも、【時間軸をずらして】行動して行こうと思うのです、本能に抗ってみるのです。

そういえば、僕の大好きな漫画の【闇金ウシジマくん】の30巻の【フリーエージェントくん】にこんなシーンがあります。
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(フェラーリの車中で)
儲けたければ与えろ。見返りなく与えろ。ギブギブギブギブの精神だ。
世の中の流れは速い。僕らには時間が圧倒的に足りない。
この車さ、3秒で100キロ出せるだぜ。
乗り越えるには音速の決断力が常に求められている。
時間差で爆音が追いかけてくるんだ。
たまらない音だろ!?
大金が欲しいなら、先にリスクを取るんだ!
後から来るよ、この爆音みたい。
お金は後からついてくる。
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マンガでは、この勧誘に負けた人間が、破滅してしまう話なんですけど…笑
このセリフは真理な気がするんですよね笑
ウシジマくん、ドラッカー、あるいはポーターも同じのように思うのです。

ということで、捨てること・廃棄することを恐れず、
これだと思ったものに【爆速】で突っ込んで行こうと思うのです。
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■ 100人プロジェクト 89/100(前日比+1)!!
Y君、ありがとうございました!!
ラスト11人!
ご協力いただける方は是非ご連絡をください。ご馳走します!笑
皆様のご協力お待ちしております。
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(株)ARUYO
 中田雅之

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