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「おいしい」と言って食べる効果

先日、僕の奥さんと僕の先輩が話をしていて、僕の話になったそうです。
、、、分かりづらくて、すみません。

先輩いわく、僕はいつもおいしいものに恵まれているイメージがあるそうで、本当に幸せそうだと。

(そんなことないけどな、、、)

で、なんでそうなのか。
その理由も、先輩なりの答えがあるそうで。

「あいつ(僕)は、いつも“おいしいおいしい”って言って食事しているから、きっとおいしいものが集まってくるんだよ」

と、まさかのこどもに言い聞かせるような内容だったわけです。


で、それを奥さんから聞かされた僕は、

「へぇ~、そんなこと言ってたんだ~」

と軽く流して、その話を終わらせたわけです。


それから少しして、その話を思い出しました。
、、、なんか自分なりに思うことがあったんですね、きっと。

色々と考えを巡らせていたら、

(確かにそうかもしれないな)

というように、自分の頭が切り替わってゆきました。

「おいしい」と言って食べているから、よりおいしくなるんじゃないか

はじめに言っておきますが、この話の結論に科学的根拠はありません。

ましてや、スピリチュアルなものでもありません。

ただ思うことを書き連ねただけの文章です。
読み進めたい人だけ、どうぞ進んでください(笑)


「おいしい」をつくるもの

ひょんなことから「おいしい」というワードについて考えるようになりました。
この話を進める上で、まず、「おいしい」と感じるメカニズムがどんなものかを知っておく必要があります。

人間が「おいしい」と感じるのは脳。
口や舌ではなく、脳によって感じているんですね。

五感をすべて使っています。

視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚の五感を使って、人間は食べものが持つ情報を得ています。

つまり、味や香りだけでなく、色や形、噛んだときの音や食感など、さまざまな感覚によって「おいしい」か「おいしくない」かを決めているのです。

その感情のメカニズムが複雑なのは、そのときの自分の体調によっても変わりますし、場所や季節によっても変化するからです。

また、本能的に身体が欲しているものを得たときの「おいしさ」と、過去から食べ続けてきたことからの経験的な「おいしさ」もあるといいます。

さらにいうと、雰囲気もあります。

誕生日などパーティーで食べる食事が、たとえいつもと同じメニューだとしても、いつもよりおいしく感じるといったことがあるように。

このように、自分の感情が高ぶっていることによって「おいしさ」が増すこともあるといわれています。

つまり、「おいしい」という感情にはたくさんの情報が入り混じっていて、非常に複雑なものであるということ。


いや~複雑です。

自分で書いていても、その複雑さに頭が混乱しそうです(笑)


で、それを一言でいうと「快感」です。

「おいしい」と感じる。
それはつまり身体にとっての快感なんだと。


ここまで書いて、(自分の意見に自信がなかったこともあり)色々と調べていたらこんな記事を見つけました↓
「おいしい=快感」となる脳の仕組みは?~私たちの命を守る「おいしさ」のセンサー(フーズチャンネル)

私たちは食べ続けなければ生きてゆけない。それなのに食べることが苦痛だったら、あっという間に、人類は滅びていたことだろう。そこで、生体は食べることに心地よさや喜びを感じさせるようになっているのだ。おいしいという快感が、「もっと食べたい」という感覚を生じさせることで、私たちは生命を維持できるのである。

出典元:「おいしい=快感」となる脳の仕組みは?~私たちの命を守る「おいしさ」のセンサー


この記事にも書かれていましたが、
「おいしい」という快感は生命維持に必要だということ。

逆にいえば、
「おいしい」を感じなければ生きていけない、ということにもなりますね。(極端ですかね)


繰り返しになりますが、
「おいしい」という感情は、味や香りだけで決まっているのではありません。

味、香り、色、形、食感。
そして自分の体調、場所、季節、記憶、雰囲気など。

たくさんの要素によって「おいしい」という快感が生まれています。

そして、僕は自分が発する言葉によって「おいしい」は強まると思うんですね。


言葉には力がある

たくさんの本を読み、さまざまな言葉に触れてきた僕は、「言葉」によって自分の人生がつくられているようにも感じています。

そう、言葉には力がある。

これはきっと多くの人が理解していることですよね。

そして、その言葉の前には「思考」がある。
マザーテレサの格言を思い出します。

思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。

マザーテレサ


でも、言葉の力を盲信する僕は「言葉を先にしてもいい」と思っています。

実際はそう思っていなくても、そう思いたいように先に言葉を出す。

(なんかスピリチュアルっぽくなってきたな、、、)


僕は、中学生の頃からだと思うんですけど、
本を読んでいて魅力的な言葉に出会ったら、ノートや手帳に書き写すということをやっていました。

それが趣味のような感じでした。

学生時代に書き溜めた「格言ノート」は実に7冊です。

だから、大人になって格言集のような本があることを知ったとき、嬉しさとともにショックもありました(笑)

▼この2冊が特に好きです


その言葉を眺めているだけで勇気が湧いてきたり、慰められたりするんですから、本当、言葉の持つ力ってすごいなぁと思います。

で、自分の脳は自分の言葉を1番よく聞いている、という話がありますね。

普段、何気なく使っている言葉が自分の身体に大きな影響を与えるということは、脳科学的にも実証されています。


だから、
言葉が先でもいいと思います。

言葉によって、思考も塗り替えられてゆくんじゃないか。

それくらい言葉には力があるんだと。

つまり、
「おいしい」という言葉を発することによって、より「おいしい」と感じることができるんじゃないか、ということです。


おいしいものを引き寄せる

あ~、こんなこと言うと、また「スピリチュアルの人」って言われるよ、、、

そんな葛藤を少し抱えながら、書いています。

あ、誤解のないように先に言っておきますが、僕は別にスピリチュアルの人が嫌いではありません。
自分がそう言われることが嫌というわけでもありません。

ただ、自分はそんな人間ではないので、本物のスピリチュアルな人に大変失礼だと思っているんです。

その辺のことは以前noteで書きましたので、よかったら読んでみてください↓


僕には「おいしい」という口癖があるようです。
これは周りの親しい人ほぼ全員が言っていることなので、そうなのでしょう。

嘘をついているつもりはなく、「おいしい」と感じたら「おいしい」と口に出してしまう癖ですね。

お店によってはマナー的によくないところもあるかもしれませんが、外食してても「おいしいなぁ~」と言ってしまう。

おいしいと感じたとき、「おいしい」と言うのは当たりまえじゃないか。

と思う人もいるかと。

でも、
今回このことについて考えていたら、どうやらそれを無意識に制御している人もいるんじゃないかと思ったわけです。

言葉の力が本当にあるとしたら、「おいしい」と言って食べる人は、そうでない人よりおいしく感じている可能性があります。

もちろん、科学的根拠はありません。
そう思うだけです(笑)


そして、「おいしい」と言って食べていると、おいしいものが寄ってきます。

、、、というか「おいしい」ものが増えてゆくんですね、たぶん。

うちの奥さんは料理上手で。
本当においしいんです。(これは自慢です)

で、毎日「おいしい、おいしい」と言って食べていたら、さらに料理がおいしくなってきたような。

これは、
自分の脳を騙しているのかもしれないし、
奥さんを騙しているのかもしれない。

でも、おいしさが積み上がってゆくことに、誰にもマイナスはありませんよね。


「あいつ(僕)は、いつも“おいしいおいしい”って言って食事しているから、きっとおいしいものが集まってくるんだよ」

先輩がまるでこどもに言い聞かせるように発したこの言葉は、
「おいしい」という言葉の力を再確認させてくれました。

だから、
おいしいものには「おいしい」と口に出すと、さらにおいしく感じれて、「おいしい」ものが寄ってくるかもしれません。



あるとむ



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