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小説や、小説を書くことについての話など

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小説と、小説を書いている上で思う事など。
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#note毎日更新

小説の進捗状況

9月末締め切りの文學界新人賞に応募しようと思って、先月辺りから準備を進めている。 こんな書…

夏芽
3年前
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ときどきダークゾーンに落ちる、いや割と頻繁に

文学賞に応募する小説を書き始めてる。 毎日500文字〜1000文字くらい目標にして。 でも自分が…

夏芽
3年前
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『カプセルホテルの女』 あとがき

初小説。これは半分実話です。 私には、毎朝4時に起きて会社に通っていた時期がありました。 …

夏芽
4年前
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カプセルホテルの女④  ー完ー 『短編小説』

「え?」 今のどういうことだろう・・・ 「いやぁね、彼は火の打ちどころもないくらい完璧だ…

夏芽
4年前
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カプセルホテルの女③  『短編小説』

仕事を終えてスターバックスコーヒーに立ち寄る。スタバは私のパワースポットだ。 疲れたとき…

夏芽
4年前
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カプセルホテルの女②  『短編小説』

次の水曜日、カプセルホテルの予約をすると、また103番だった。 201番の方をチラッと見てみる…

夏芽
4年前
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カプセルホテルの女①  『短編小説』

私はずっと書くことを仕事にしたいと思っていた。でも今まで出版社で働いたこともなければ、大学も出ていない。 憧れを持ったまま、とうとう32歳の誕生日を迎えてしまった。 大学を選ぶときに「文学部に入りたい」そう思ったこともある。 親に話してみると、「何夢見たこと言ってんの。文学部に入ったって就職先なんてどこもありゃしないよ」 そう言い切られてしまい、臆病な私は尻込みしてしまった。 父も母もなるべく大きな会社に就職して、安定した給料と年に二度のボーナスをもらい、年頃になったら同