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幸せになりたい男子が集まる居酒屋 vol.14~これは、もう、この奥の手を使うしかないのではないか、の巻。

[ここまでのあらすじ]
その居酒屋では、ガチで婚活をしている男子4人、
カウンターで、猫背でハイボールを飲んでいる。
婚活の愚痴をはく日々。
常連客は、酒の肴で4人に茶々を入れる
「観察日記」もとい、
「温かいかい叱咤激励日記」なのだ。

ある日、私は友達に言われた。
あの居酒屋の話の続きはどうなっているのか?

「あの居酒屋の4人の話、
 日本の縮図な気がする」

そう思う。

私はある日、驚愕のシーンを見たことがあるのだ。
それは日曜日の朝、秋葉原を歩いてしまった時、だ。

私は神田明神を参拝し、間違って、なぜか
秋葉原に抜けてしまった、のだ。

地下アイドルのイベントに並んでいた若い男子たち、
そして、中高年の男性を見た。

なんだろうか。みな同じ格好をし、覇気がない。

「・・・秋葉原の【妖術】の捕らわれの身になっている・・」

君たち、
もう現実世界に戻ってくること、はないだろう。
こっちのほうが楽しいし、
現実の世界の女子は面倒くさいし。

せいぜい、いい夢見ろよ。

あるとき、早稲田の先生の本を読んで、驚愕した。
「自然に出会いたいんです」
という人が多いが、

【自然に、素敵な人と出会う確率は、
 0.001%ほど】

である。(ごめんなさい、本のタイトル忘れました)

眩暈がする。

「結婚する意志のある、伸びしろのある若い男子」
は、レアアース以上に「レアで価値のある」
ものなのではないか。

天然記念物、いや
国宝級 のシロモノなのだ。
みんなで、ちゃんと保護しなくては。

トキや、ニホンカモシカと同じレベルで語らなくてはならない。

生け簀で【養殖】するしかないのではないだろうか。

囲い込み、ちゃんと栄養を与える、ということだ。

大量に養殖し、良いころ合いを見て、
【築地市場】に高値で売る。

ちなみに、うちのおじさんは、
南三陸で、ウニの養殖の会社を経営している。

養殖のノウハウは、おじさんに聞けばよい。

????おや、4人の男子たちの話はどうなったのだろうか。
もう、匙を投げそうになる時があるが、
観察を続けていきたい、と思う。

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