提出物を期限までに出せと怒る教員ほど、自分の提出物には甘い
よく生徒に「提出物は期限までに出しなさい」「提出物出さないと成績よくならないよ」「提出物を出せないと自分が困るぞ」と話す教員がいます。
もちろん、提出物を期限までに出すことは社会人としても求められる力ではあるので、中学校や高校のうちから少しずつ身につけていかなければならない力の一つではないでしょうか。
生徒が提出しなくてはならないものはたくさんあります。
ワークなどの課題・授業中に出される宿題・アンケート調査の紙・参加などの同意書・健康チェックカードなど、多岐に渡ります。
加えて、役割によって家でやってくるように出されるものも各自で管理し、担当の先生に提出したりとひっきりなしです。
さて、提出物に厳しく指導するのはいいと思うのですが、自分はできていないくせによく指導できるなと思う人はいないでしょうか?
教員で出すものといえば、部活動実績・健康チェックカード・各分掌ごとの資料・提案資料・各種機関からのアンケート調査・生徒に配布する資料・事務関連の資料などです。
そのなかでも特に事務関係の書類がなかなか提出締め切りまでに出せていない印象です。
確定申告の時期なので、その確認書に印鑑を押すだけなのに出せない。
保険などの控除を受ける申告書が期日までに出せない。
各教科で必要な備品のうち今年度購入すべきリストが1日遅れで出す。 など
教員は生徒のことで頭がいっぱいで自分のことを忘れてしまうということがあるのでしょうか。
自分の勤務する学校ですら、数人います。
しかも、その人は生徒に対しての提出物の指導は厳しく、「出せないと将来困るよ」などと話しているほどです。
それを聞きながら「あなたはどうかな…」と思ったりしていました。
やることが多い先生だからこそ、計画を立て、自分の姿できちんと示し、その姿でもって指導していきたいですよね!
指導した内容が上っ面の指導にならないためにも、自分の行動に関して責任を持ってやり抜くことが大切だと感じました。
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