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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2021年4月の記事一覧

文科省の#教師のバトンを考えた人はキレ者としか言えない。

#教師のバトン というツイッターの取り組みを文科省がはじめて、世間がざわついています。 「教師確保のため、やりがいを若い世代に伝えてほしい」 という意図があったそうです。 ただ、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼実際の書き込みは ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・教員の仕事は家族の犠牲の上に成り立っている。 ・こんなんじゃバトンは渡せない。 ・妊娠を伝えたら現場の状況をコンコンと伝えたれた。 ポジティブな意見は聞こえなかった。だから一部の世間はざわ

「#教師のバトン」炎上について思うこと

3月26日、文科省が、「現場の先生方!教師の仕事のステキなところをツイートしてね!」と官製ハッシュタグを掲げたプロジェクトが、現場の教師からの暴露大会で大炎上していますが、 え、そりゃそうなるでしょ? 十進法の世界では、1+2=3、になるくらい当然だよね? むしろなんでこの炎上が予測できなかったの文科省? と首をかしげておりました。(現場の教員の労働環境が劣悪で、現場がもうほんとにギリギリの状態なの、リアルに分かってなかったの?) どうも、この官製プロジェクト、

教師のバトン

 荒れに荒れていて、まさにスラム街みたく荒んでいた学生時代の英語の授業のワンシーン。  その教師は最初の頃はやる気満々の熱血教師だったのだが、どんどん時が経つに連れて生徒の態度にやつれていき、途中からは授業はしているけど、何一つ生徒に伝えようとはしない、そんな抜け殻のような授業を繰りかしていた。  その日も、その教師に覇気もなくやる気もなくただ垂れ流すように英語の授業をしていた。  そんな時、一人の生徒が自分の出す問題に手を上げた。  不良で配布されたプリントをす

コロナをもってしても教育環境の変化は難しい

 4月も3週間目になりました。  学校が始まり、あたり前のように学校生活を送っています。  昨年度の今頃は休校でした。  休校の課題や動画作成などに追われている面もありましたが、落ち着いてゆっくりと仕事ができ、充実した勤務期間やプライベートの時間を過ごすことができたのではないでしょうか。  さて、今年度の年間行事予定は確認しましたか?  昨年度できなかったからという理由で、たくさん詰め込まれていないでしょうか。  なんのための行事で、その行事に本当に価値があるのか

先生はもう少し自分へ優しくなってもいいと思う

先生はできて当たり前 先生は常に児童生徒のお手本でいなければならない 先生は保護者対応に注意しなければならない 先生は児童生徒のためにいまよりもっと頑張らなければならない そんな”ならない”が多すぎる。 ”ならない”が多すぎる原因として、先生たちのやさしさがある。 部活も、下校指導、各行事。 少し空回りしていることにも気がつけないくらい一生懸命子供のために動いている。 限界があるし、強制されていると息苦しくもなる。 子どものためにも、自分へもう少し優しくなっ

初任の頃を振り返る

 本日辞令交付式が行われ、いよいよ学校が新組織で動き始めた。  昨年までいた職員も新たな校務分掌・学年で各々の仕事に追われている。  1年の中でいちばんばたつく日だと個人的には思う。  だからこそ、ほとんどの職員は周りが見えなくなる。  自分の仕事に追われたり、タスクをこなすことで精一杯でデスクに張り付いていたりあたりを駆け巡っている職員ばかり。  自分もそんな1人だったが、ふと職員室を見渡した時に初任者の方が何をしていいかわからずボーッとしているのが見えた。