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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2021年3月の記事一覧

【教師のバトン】テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった「学校の先生のポジティブ日記」

こんばんは!山谷(やまや)@中学校教諭です。学校の先生である私の1行日記を書いていきたいと思います。 1行日記「テニスコートにローラーをかけたら,絆が深まった」 重要だった要素 1.テニスコートのローラーってめっちゃ重労働で時間もかかる。けれど,練習時間が削られた分,後半の練習の質が上がった。                           2.生徒は基本的にやりたがらない。けれど,終了後は愛着が湧いたのか,練習終了後のブラシはめっちゃ丁寧だった。 3.生徒と一緒に

教師になりたかったわたし

こんにちは、イワシです。 今日は自分が将来どうしたいのか本当にやりたいことは何なのか、頭の中を整理しながら書き出してみようと思います。おそらく上手にまとめられませんが、今のわたしの気持ちを記録しておきます。 教師を目指したわたし高校生のころ、とつぜん教師になりたいと思いはじめました。 わたしは学校が大好きだったので、将来も学校という場に関わりたい、そして多くの子どもたちに学校を好きになってほしい、という理由からでした。 そんな単純な理由で志した教師の道でしたが、なぜか自分

担任のはじめの言葉

 4月に学級担任として児童生徒にこの学級で大切にしてほしい思いなどを語ります。  その時に自分は意識していることが3つあります。  1つ目は、自分の体験・経験で話すこと  2つ目は、目的と目標を明確にすること  3つ目は、卒業を見通した指導  1つ目の自分の体験・経験で話すことに関してです。  自分の経験したことや体験したことは、聞いたり感じたりしたものよりもリアルさが違います。  例えば富士山に登ることを学級ヘ話し、目標に向かってコツコツと頑張ることなどを話そ

教員の人事異動がもう少し早くわかれば…

 さて、教員も人事異動の時期です。  「まだこの学校で働きたい」「私はまだ移動ではない」と思っていても、ふとした時に人事異動を告げられますよね。  教員の移動には地域の特性があると思いますが、おおよそ共通しているのは”3年勤務した人は移動対象である”ということです。  また小中学校では長くても7年前後ではないでしょうか。  そのくらいのスパンで移動の可能性が出てくるということです。  正直人事異動自体は良いことだと思います。  職場に新しい風が入ってきますからね。

平日1日でも半日授業だと定時退勤&自己研鑽が十分可能

 卒業式が終わり、3年生の生徒は学校に登校しなくなりました。  3年生の授業を持っていた先生や担任の先生は、卒業後の3月の期間の働き方が大きく改善されました。  3年生の授業を受け持っていた私は卒業式後、平日1日は午前しか授業がない日が生まれました。  その結果働き方にゆとりが生まれ、日々を充実させることができています。    まず、定時に帰ることができることです。  勤務校の定時は17時ごろです。  他の期間であれば17時に帰宅できる先生はほとんどいません。

中学校の副担任を経験して見えてきた副担任のよさ

 先生方の中には担任を持ちたいと考えている先生が多いのではないでしょうか。  自分の学級を持つことで、より近い場所で生徒と共に成長していく喜びなどを味わうことができます。  中学校3年生の担任は卒業していく生徒を見送る際などには言い難い感動を覚えると思います。    しかし、私は担任よりも副担任として生徒の成長を見ていく方が好きだと感じてしまいます。  理由は大きく2つあります。  ① 様々な学級の生徒と授業で関わることができること。 ② 担任の業務の偏りが顕著で

「来年は先生やってないかもね」といったら生徒は驚いていた

 キャリア教育の中で進路指導や職業について調べたり考えたり、自分のキャリアをデザインしたりする授業をしています。  将来の夢があるという生徒もいれば、全く思いつかないという生徒もいます。  夢がないと答えた生徒に対して、「将来の夢を考えろ!」は苦痛ですよね。  絞り出してでも書いている生徒がいますが、なんだかちょっと教育ではない気がしてたまりませんでした。  そこで自己分析を行うツールを使って自分について知る機会をもうけました。  ↓のリンクのは例ですが、このような

教師こそ時間の使い方を大切にしたい

 教師は時間に対して非常にルーズです。  勤務時間外に労働することは当たり前だと考えている教員は何人もいます。  Twitterなどでも勤務時間を超えるような労働を強いられているということを見ます。  働き方自体も、そもそも給食時間が休憩時間になっていたり、勤務時間よりも早く児童生徒が登校してきたりと……  また、教員が行うアンケートなどをきちんと提出期限までに出せる人は多く見積もって7割といった印象です。  そんな時間に対してルーズな教員集団だからこそ、自分は時間

時間についてみんなに理解してもらうことが働き方につながる

 先生「〇〇の提出物持ってきた人出して〜」  生徒A「お願いします。」  生徒B「忘れたので放課後持ってきます。」  生徒C「……忘れたので明日持ってきます」  このような会話先生をしている方ならよくあることではないでしょうか。  今回ピックアップするのは生徒Bのような考え方をしている生徒に対しての意識の変容です。  生徒Bは、今忘れてしまったけれど、早急に持ってきてなんとか出そうとしている生徒です。  その思いは素敵ですし、自分は価値があると思っています。

部活再開の笛が鳴らされた

 緊急事態宣言も全国的に解除され、いよいよコロナ禍での変化がどうなっていくかが試される時期になりました。  ここで安易に例年通りに戻してしまっては何も意味がありません。  多くの教員が不満に思ってきた無駄なことに焦点を絞って考えることができたこの時期の変化を大切にしたいものです。  しかし、残念ながら勤務校で部活動は完全再開することになりました。 それもそのはず、   「いつになったら部活が再開できるのか」と真剣に考えている管理職と一部の教員。  「部活動は生徒指

私は担任を持ちたくない

 私は担任を持ちたくありません。  もちろん担任の仕事にやりがいを感じている人もいらっしゃいますし、勤務している職場によっても考え方や動きが違います。  自分の勤務校では担任になると4点のことで辛い思いをしました。 1.学級のことはなんでも担任のせいにされるところ 学級で問題が起こると、学級担任は何してたんだ!といった具合に様々な立場からもの言われます。  中学校だと移動教室は生徒だけでなく教員もあり、教室や特別教室を移動している時、生徒を最後まで見届けるということが