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1月1日:今週のアーユルヴェーダ養生

2024年が始まります。
それも月曜日からのスタート。

新しい年の始まりとなる今週は
ぜひとも、
吉兆習慣からはじめていきましょう。

アーユルヴェーダは
伝統医療でありながら、
幸福な人生を手にするための指南書
という顔を持っています。

幸福な人生を生きるためには、
身体だけでなく、
心と精神も健やかであることが
大切であるという考え方です。

アーユルヴェーダの古典書には
ここかしこに
幸福な一日を過ごすために
あれをするとよい
これはしないほうがよいなど
縁起や吉兆といったことにまつわることも
書かれています。

新しい一年の始まりを
吉兆なものとするために
取り入れたいのが、
こうした吉兆を招く様々なヒントです。

なぜ縁起のよいことや吉兆なものなどが
幸福な人生につながるのかについては、
いくつかの解釈がありますが
そのうちのひとつが
五感を整えることにつながるから
ということがあります。

アーユルヴェーダでは
五感を整えることを
とても大切にしています。

なぜなら五感から入る情報が
心に影響を与え、
さらには身体に影響を与えるからです。

吉兆なはじまりを求めるのであれば、
五感を通して入ってくる情報を選び、
心にとっても身体にとっても
そして精神にとっても
心地よさをもたらすものを取り入れることが
ひとつの方法になります。

アーユルヴェーダの古典書の中には、
例えば、
吉相物を食事中あるいは、起きた直後にみるとよいとか、
宝石や幸運な物、花などに触れてから外出すべきだとか、
清潔な衣服を身につけることなどなど
事細かに書かれています。

現代の日本に住む私たちが
日常で実践するのは難しいものもありますが、
簡単に取り入れることができるものをご紹介します。

そのひとつが、
朝起きたときに、吉兆なものを見ること。

もうひとつが
吉兆なものを身につけること。

どちらもハードルは低いはずです。

ひとつ目の、
朝見る吉兆なものとは、
古典書では
神様に供えられた食物

太陽
王などが
挙げられていますが、
これらの中では、太陽は可能ですよね。
朝一番に太陽を見る。
それだけでもよい一日のはじまりになりのです。

ただ、このリストにとらわれず、
先に説明したように、
五感を整えることを主目的とするならば、
見た時に心地良さを与えてくれるもの、
心を穏やかにそして幸せな気分にしてくれるもの。
そうしたものを選べばよいのです。

心に浮かんだ何かがあれば、
ぜひそれを枕元において、
朝起きたときにそれを一番に見るようにしましょう。

好きな絵柄のポストカードでもいいと思います。
私の場合、
好きな画家さんの描いた神様の絵のポストカードを
置いています。

特に何も思いつかないという方の場合、
片付いた部屋
でもよいと思います。

床にものが散らかっていない状態、
あるいは、
きれいに片付いた机。

そうしたすがすがしい環境そのものが
その日一日をさわやかにスタートさせてくれる
吉兆なものとなります。

ふたつ目の
身につける吉兆なものについては、
古典書では、
宝石
香料
花飾り
などが挙げられています。

宝石は難しくても
何かアクセサリーでよいですし、
香料は好みの香水でよいと思います。

さらには、
ご自身のラッキーアイテムがあれば
どんなものでもよいはずです。

心地よさを与えてくれると同時に、
安心感を与えてくれるものを
選ぶとよいのです。

身につけていることで
気持ちがあがること
幸せな気分になれることが大事です。

新しい年の始まりの一週間。
ぜひラッキーな気持ちで始めましょう。

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