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ニュージーランドでの1週間

2017年の3月。

北海道はまだ雪が残る春。
飛行機を乗り継いで12時間。

ニュージーランドはまだ夏で
これから秋を迎える時期でした。



14年働いた病院を辞めて
ずっと行きたかった
海外旅行に行くことを決意。

行くなら、
現地の人たちの考え方や
文化を知りたい。

そう思った私は、
超短期ホームステイが
できる国を探していました。


夫は反対しませんでしたが

「行くなら、子供を二人連れて行くこと」

これが条件でした。

そのとき長男は中学1年
次男は幼稚園の年中さん

まだ5歳だった次男を
受け入れてくれる国は
ニュージーランドと
オーストラリアのみ。

特にこだわりのなかった私は、
のんびりできそうな?(笑)
ニュージーランドを選びました。



私たちがホームステイすることに
なったのは
ニュージーランドの北島
オークランドよりも
すこし南下した所にある
テムズという小さな町。

オークランド空港についた私たちを
出迎えてくれたのは
白髪のおじさん(笑)

ちなみに
私は英検3級レベル(笑)

挨拶だけは出来ましたが
容赦なくペラペラしゃべるおじさんが
何を言ってるのか全く分かりません🤣

後から知ったのですが
ニュージーランドはイギリス英語。

私たちが学校で習う英語と
同じではあるのですが
発音が全然違う!

いまいちコミュニケーションもとれないまま
おじさんは私たちをホームステイ先まで
車で送ってくれるそう。

やっと出発し
ホッとしたのもつかの間。

車のスピードはみるみる上がり…

普通に100キロ越え(笑)
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

ニュージーランドでは
街中意外は
100キロは普通らしい。

ビュンビュン飛ばすおじさん。



…かと思いかや急に停車。

何が起きた?かと思ったら


「I'm sleepy…」


……眠いんかい‼️(笑)


そんなこんなで、なんとかステイ先に
到着!

ステイ先は岡の上に立つ
白い壁に赤い屋根の可愛らしい家でした。

私たちのお世話をしてくれるのは
キャサリンという60歳の女性。

キャサリンは私たちを大歓迎してくれました。
もちろん、彼女は日本語は全く話せません。

だけど不思議と、
何日かすると、

英語が「訳」せなくても、
何を言ってるのか
脳に伝わる?ようになりました。

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ニュージーランドで過ごす一日は
日本よりもそれは長く感じられ

時間はゆったりと流れていました。

私はそれまで、毎日せかせかしながら
足りない時間を追いかけるように
生きていましたが

ここでは、
急いでいる人も
イライラしている人もいません。

町を歩くと
たいていの人は
Tシャツ短パンの
裸足または、サンダルというスタイル。

お洒落する必要も、
人の目を気にすることもない。

仲良くカフェでデートしている老夫婦。
すれ違うとニコニコと
手を振ってくれる人たち。

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可愛いカフェの店員さん

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カフェで食べたライスコロッケのようなもの(笑)



ニュージーランドのお母さんは、
家事も育児も頑張りません。

洗濯は週に一度しかしないし、
(この時、特に水不足でした)

掃除や片付けば家族で分担します。

食事も簡単なものが多くて、

朝→ シリアルだけ (各自、自分で準備)
昼→ ハムサンドとりんご丸ごと、など
夕→ ワンプレートに焼いた肉、
   マッシュポテトだけ

……ほとんど料理してないんですよね(笑)


食事が終わるとテレビの時間ですが
日本と違ってチャンネルも少なく
早い時間で番組も終わってしまうので

夜更かしもせず早く就寝。

ちなみに
バリバリ働く世代の男の人も

正社員でも週に4~5回の勤務で
残業は滅多にありません。

疲れて、イライラして、
愚痴を言う人がいない日常。

1分1秒、無駄にできない…
そんな生き方ばかりしてきたけれど

充実って、
量じゃなくて、質なんだなぁって
心から感じました。


日本にいたら気づけなかった
たくさんのこと。


……続く‼️(*σ>∀<)σ🎵

続・ニュージーランドでの1週間|アルなか🎵|note
https://note.com/arunaka39/n/n4106f6378190?magazine_key=m624c5cc60fd9





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