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私が漫画を卒業する時、それはゴルゴ13の完結を見届けた時

先日「WEB本棚が欲しい」というタイトルで記事を投稿した。

実はこれ、去年の10月くらいに書いたまま放置していたやつを書きあげて投稿したものなのだ。

なので、記事中の本棚もその当時スクショしたものである。半年が経過した今現在、私のWEB本棚はこのようになっている。

ebookjapanは毎週金曜日に購入すると20%還元されるサービスがあるので、それを利用してコツコツ「ゴルゴ13」を集めている。

何故今、「ゴルゴ13」なのか。

私は社会人になってからも毎週、週刊少年ジャンプを読んでいた。2年経っても3年経っても、読み続けていた。

これからもずっとこのままジャンプを読み続けるんだろうなぁ。と、思っていた。そして最終的には今はあまり面白さがわかってない「ゴルゴ13」のような大人な漫画も、読んでいるんだろうなぁ。と、いう未来を想像していた。

しかしある日を境に、私は週刊漫画雑誌を一切買わなくなった。鬼滅の刃も、呪術廻戦も、タコピーの原罪も、私はリアルタイムで読んでいないし、結末も知らない。タイトルだけしか知らない漫画が、読んでいる漫画よりも増えてしまった。そのことに気付いた時、

私は漫画を卒業してしまったかもしれない。

そう、思った。

しかし、どこかに「卒業したくない」と、「まだ卒業するには早い」と、思っている自分もいた。だが、以前より漫画を読もうとする気力が減っているのも事実だった。

なので私は、漫画を完全に卒業するために、漫画の展開でいう所の「最終章(クライマックス)」に突入することにした。

その最終章にふさわしいと考えた漫画が、「ゴルゴ13」なのだ。

私にとって「ゴルゴ13」は大人が読む漫画というイメージである。「ゴルゴ13」を読むようになって初めて、大人の仲間入りをしたと言える。と、そう思っているくらい「ゴルゴ13」に対して子どもの頃から強い憧れを持っていた。

私はまだ「ゴルゴ13」を読んでもいないのに漫画を卒業してしまうのか?憧れてた大人の仲間入りをせずに卒業していいのか?よくないだろう?

だったら、最後に「ゴルゴ13」を集めようじゃないか。そしていつか、「ゴルゴ13」が完結して、最終巻まで揃え切った時、そうなった時にそこで完全に漫画を卒業しようじゃないか。

と、自問自答の末、結論した。

というわけなので私は、漫画を卒業するために、大人になるために、「ゴルゴ13」をコツコツ集めているのである。


konna tokoro made yonde kurete arigatou. demo tokuni nanimo omoshiroi koto kaite naiyo.