都合よく解釈されたゴミの押し付け
入り口で駐車券を取るタイプの駐車場が最近進化したらしく、以前は
事前精算機で精算した後、出口の精算機に駐車券を入れてからゲートが開く
だったのが、今は
事前精算機で精算した後、出口の精算機に駐車券を入れる前にゲートが開く
ようになっていた。出口付近で窓を開けて駐車券を入れようとしていたのにいきなりゲートが開いたのでびっくりした。※1
えっじゃあ残ったこれ(駐車券)はどうすればいいの・・・?と、思いながらキョロキョロ辺りを見回すものの、その場で答えが出るわけもなく、後ろには出庫待ちの車が並んでいたので、結局持ち帰ってしまった。
以前までは出口の精算機に吸い込まれる役割を持っていた駐車券。今では事前精算機から吐き出された後、出口の精算機からも必要とされない。もちろん私にとっても必要のない存在の駐車券。誰からも必要とされない駐車券。
・・・なんだか可哀想になってきた。
後日、同じ駐車場を利用した私は試しにゲートが開いた状態で駐車券を出口の精算機に入れてみた。すると、まるでツンデレ彼女が
「べ、べつにあんたなんか必要ないんだからねっ・・・でも、どうしてもって言うなら、もらってあげてもいいわよ・・・全く、仕方ないわね。」
と、言わんばかりのものすごい勢いで駐車券を吸い込んでいった。
なんだ、まだ必要とされてるじゃないか。よかったな駐車券。
それからは私は毎回、出口の精算機に駐車券を吸い込ませてからゲートをくぐるようにしている。
※1おそらく、車のナンバープレートとかで精算済だと判断するのだろうとは思うが、それでも初見は驚いた。
konna tokoro made yonde kurete arigatou. demo tokuni nanimo omoshiroi koto kaite naiyo.