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2020年度すがもプロジェクト総集編!中編

すがもプロジェクト総集編今回は中編をお届けします!
前編はこちら↓


〈南門活用計画班〉

【活動概要】
大正大学構内にある南門を多くの人に認知してもらうこと、並びにどのように利用してもらうかを考えることを目的に活動している班である。今年度は新型コロナの影響で、南門広場を交流空間として使用することが難しかったので、東日本大震災から10年のオンライン追悼イベントの運営を主に担った。

【目標】
(追悼イベントの統括を行う上での目標)
1.追悼イベントでは学生が被災地での経験を通して何を学んだのか、どのような想いを持ったのかをインタビューの映像を通して知ってもらうこと。

2.南三陸との関わり方には年々変化があり、ボランティア以外にもさまざまな支援方法があることを周囲に認知してもらうこと。

3.南三陸のさまざまな魅力を周知し、見た人が今後南三陸と繋がるきっかけになること。

【活動内容】
4~9月
班員それぞれが南門で行われているイベントを調査
大学ホームページや聞き込みを通じて調査結果を整理した。

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また学生が南門の存在を認知しているか、開催されているイベントに参加したことがあるのかを聞くアンケートの作成も行った。

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(画像:アンケートの設問と結果)

10月~2月
 ・復興祈11-21イベント(2021年2月27日(土)開催)を企画
主に広報の管理や機材の用意をはじめ3班全体の統括を担当した。

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(画像:復興祈11-21パンフレット)

【南門活用計画班 関連記事】

<南門班概要>

<活動報告の詳細>


【SPSから1年を振り返って】
「南門」という場所の活用を実践したかったのですが、今年はコロナの影響でうまく行動できずもどかしい一年でした。そんな中でも南門の歴史や開始されているイベントの調査だけでなく、今後の南門活用で必要になってくるプロジェクトマネジメント力を復興祈の統括を通して身につけたいと思い積極的に活動してきました。オンラインイベントの運営はもちろん、その後の南門の活用に今回の経験を活かしていけるようまだまだたくさんの経験を積みたいです。残り少ない日数、イベント成功に向けて頑張ります!
(地域創生学部・地域創生学科・3年 菅原汐里)


〈キャンパス農園班 〉

【活動概要】
としまグリーンインフラ研究会の活動をベースとした農園活動を行う。大正大学7号館3階、5号館裏、3号館1階、南門広場 にある農園を使用し、活動を通じた地域の活性化を目指す。

【目標】
1. 学生間で環境教育、食育、農育等の学びの場を目指す。
2. 農園活動を通して学生と地域をつなぐ役割を果たすこと。
3. 長期的目標として、巣鴨種子屋街道の復活を目指す。
4. 2020年の目標は、キャンパス農園の活動を周知させること。

【活動内容(農園活動除く)】
5月~6月
・農園活動のテーマ考案・決定、予算案の作成
内容(暫定案):伝統野菜動画の制作
        チャレンジ企画
        ワークショップの開催
        埼玉校舎活用計画
・収穫したジャガイモを鴨台食堂に納品。利用客にはジャガイモスープとして提供された。

9月
・南門活用計画の話し合い9月中に南門班との合同会議にて企画を提案した(変更の予定あり)。

・伝統野菜動画企画の構成を考案
旅番組を意識した内容に決定した。ストーリー形式として、想定される内容の資料をメンバーが作成した。9月に構成・ストーリーを作成を行った。

・キャンパス農園ツアー動画企画の話し合い
3回ほどを目安に行うことを目標に定めた。最終的には外部の学生とコラボすることを想定した内容に決定した。
・配信のテスト

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(画像:キャンパス農園班の活動風景)

10月~11月
・鴨台祭本番ではライブ中継と制作した動画を配信するキャンパス農園ツアーを実施した。
Zoom、YouTubeLiveを利用してライブ中継を行い、普段の活動風景を紹介した。キャンパス農園の紹介および伝統野菜に着目した内容の動画を配信した。としまグリーンインフラ研究会のYouTubeチャンネルにて掲載中。

・伝統野菜動画続編制作の企画、サツマイモの販路に関する話し合い
1本目の動画の撮影および編集を行った。現在上がっている動画以降の内容は、伝統野菜・種子屋街道編、種子屋街道の歴史編の3部構成の予定。(今年度以降)
サツマイモの販路候補は食堂、商店街、オンライン上での送付などが挙がった。

2月
 ・銀座ミツバチプロジェクト主催のイモリンピックにて優勝
サツマイモの重さを競うコンテスト。キャンパス農園班は625gで優勝した。

・伝統野菜の動画続編の制作
伝統野菜についての紹介と種子屋街道の歴史を紙芝居風に紹介する動画を企画したが、緊急事態宣言により紙芝居のみの制作となった。

・サツマイモのつるを使用したクリスマスリース作り
・日本農林社へのインタビュー企画の推進

栽培した野菜:
ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ショウガ、東京長カブ、金町コカブ、三浦大根、大蔵大根、練馬大根、ミニチンゲンサイ、コマツナ、唐辛子、すだち、えんどう豆、ニンニク、へちま、白瓜、長芋、シントリナ、ミニトマト、トマト、ゴーヤ、へちま等

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(画像:キャンパス農園動画の切り抜き)

【キャンパス農園関連記事】

<オンライン中の活動取材>

<鴨台祭の活動報告>

<活動報告の詳細>

【S P S から1年を振り返って】
 SPSとして力を入れたのはメンバーの意見をたくさん聞くことです。サービスラーニングは学生がアイデアを出してそれをそのまま実行できる貴重な場だと思っています。なので、自分で企画を動かしている実感を持てるように、メンバーのアイデアをできるだけ採用するようにしました。

大変だったことはスケジュール管理ですね。これは僕が元々苦手なこともあり、みんなもそれに引っ張られてしまった部分があったかもしれません。もう少し上手く役割分担をすれば効率よく作業ができたと思います。

今後の展望としては、種子屋街道の歴史や動画作成技術など今年度得た知見を活かして活動の幅を広げていきたいということが一つ。そしてサービスラーニングのメンバーに限らず、学生や地域の人々、企業、自治体など様々な主体と積極的に関わっていきたいというところですね。
(人間学部・人間環境学科・4年 山本空洋)

後編に続く


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