見出し画像

weekly report 12/10 - 12/16

> 今週のこと
 ひふみの運用報告会
>今週のもの
 無印良品の手帳
>今週のほん
 鈴木哲也 "セゾン 堤清二が見た未来"
>今週のおと
 Bob Dylan   " The Freewheelin' "

今週のこと

ひふみの運用報告会

 

 12月16日、レオス・キャピタルワークス株式会社による『2018年ひふみの運用報告会』に行ってきた。
 テレビにも出演され、また著書も多数ある藤野英人さんが率いるレオスの投資信託、ひふみ投信の運用についての報告会だ。

 場所は梅田、グランフロント大阪地下にある大きなホール。資料によると1,700㎡あるらしい。ちらほら空席はあったものの大体は埋まっていた。一体何人来ていたんだろう…。

 僕が参加するのは去年に続き今回で2度目になる。
 投資信託はしているものの、株式市場、経済の動向、社会情勢にも疎い僕にとって、そういったことをわかりやすく解説してくれる場でとても勉強になる。
 また報告会後半には、開催地にちなんだゲストと代表の藤野さんとの対談があり、それも楽しみの一つだ。

 報告会の構成は
1、近況報告
2、今期の投資環境について
3、今後の運用方針
4、ゲスト対談

という流れになっており、『資本市場を通じて社会に貢献します』という経営理念を掲げるレオスがどのように今期の市場を捉えて資産運用を行ったか、そして今後の確定的なこと、また不確定的なことを踏まえてどう運用していくかということについて、登壇者の皆さんがそれぞれ責任を持って、それぞれの思いと考えをわかりやすく伝えてくれた。

 特に印象的だったのが、運用部のシニアアナリストを務めるウェイ・シャンシャンさんのパート。じーんと熱心さが伝わってきた。
 中国出身にも関わらず流暢な日本語でご指針の活動を説明してくれる。
 海外株の運用をを担当されているそうで、今期は200社ほどの訪問をこなされたそう。店舗の視察も行い、競合商品をチェックしたり、販売員にも取材を行い会社の売上計画が妥当なものかなどチェックしていたとのこと。

 そして後半の対談のゲストは、“保育”、“人材”、“介護”の3つの事業を中心に手がけるライク株式会社代表の岡本 泰彦さん。
 会社のことは知らなかったけど、冒頭に流れたスペシャルムービーのBGMがMOROHAの曲だったので、そこがいいなと思った。

 “保育”と“介護”。どちらも大変で難しい仕事。そういう業界の中で売り上げだけではなくて、働く人の処遇や、その人の家族の幸せも含めて1位を目指しているという話があった。
 また、今の日本の状況をどう見ているかという質問に対してあった「未来は明るい。」という回答も印象的だった。

 …でも今回の運用報告会の中で本当に一番心に残ったのは、「大阪での1回目の運用報告会は、7名のお客様を前にして行いました。」という事実。


今週のもの

無印良品の手帳

 今年、手帳をころころ変えている。

 はじめはウィークリーのバーチカルタイプを使っていた。それはもう3年くらい繰り返し同じものを買い続けていて、日々の予定プラス日記を書けるスペースがあって気に入っていた。
 ただ、少し日記のスペースが小さいという弱点があった。
 恨み、嫉み、嫉み、あることないことの妄想などをしっかり書き残すにはもう少し大きいスペースがいる!ということで買い替えた。
 同じくウィークリータイプだけどバーチカルみたいな時間軸はなくて、タスクリストのスペースプラス自由スペースという組み合わせだった。
 「よしよし、これで妬みも嫉みも余すことなく書けるぞ〜♪」と気に入ってしばらく使っていた。

 しかし、人の欲はとどまることを知らない。
 「もっとこう、希望に満ちた日々のアイデアなんかも書き留めるスペースがあれば、俺の人生ももうちょっと面白くなるんじゃないだろうか…。」ということで、新しい年を迎えるタイミングということもあり、新調した。

 今まではちょっとした思いつき、考え事なんかは別のメモやノートに書いていた。でもそれだとモノも考えも整理できないというか、あまりいい方法じゃないように思えた。
 このタイプの手帳だと左はタスクリストと日記、そして右はアイデアを書き残すスペースとして使えそうなので、自分の一週間の行動と考えを見返すのにいいんじゃないかなと思っている。

 そういえば手帳を使い始めた頃なんかは、どうすれば使いこなせるんだろうと思っていた。
 でもちょっとずつ、書くこと、書くスペースをいろいろ試していると、自分はこういう風に使っていきたいという思いみたいなものが芽生えてきた。
 最初は書くことなんて、バイトのスケジュール以外なーんもなかったのになぁ。


今週のほん

鈴木哲也 "セゾン 堤清二が見た未来"

 無印良品に足を運んだこと数しれず、LOFTもまた然り。同世代の僕の周りも程度の違いこそあれまず知っているだろうし、少なくない回数行っているはず。行ったことがない、知らないということはまずあり得ない。
 でもそのふたつの企業がもともとはセゾングループに属していて、それを作ったのが堤清二という人だったことを知っている人は、歳が若ければ若いほど少ないんじゃないかと思う。

 ものを売るとは? いい商売とは? 企業活動とは? 人の役に立つとは?
 そんなことを馬鹿なりに、店舗という小売の現場に携わっている間は考えさせられることが多かった。物欲を刺激して、商品を買ってもらう。でもそれは本当にその人のためになるのか。またそうやって得た収益を、会社はどのように使うべきなのか、みたいなこと。

 青臭いことかもしれない。でもそういうことについて考えることもやっぱり必要だ。
 自分が思っていたことはあながち間違ってなかったんじゃないかとこの本を読んでも思った。


今週のおと

Bob Dylan   " The Freewheelin' "

 英語がそのまま分かればなと思う。
 もう50年以上前の作品で、フォークギターの弾き語りとなると、音としての感動を得るのはなかなか難しい。

 なにを歌っているかが、和訳じゃなくて歌のまま分かれば、また違って聴こえてくるんだろうな。


- おしまい -

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?