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精神と時の部屋②《恋愛》

セラピストになることが夢でした。

その夢を抱いた3年前のわたしが、当時持っていたものは
この世でいちばんすきな人と
空っぽの自分

あの時、究極の選択を迫られたわたしは

空っぽの自分を変える為に、
夢に挑戦することを選んだ。

だから
この世でいちばんすきな人とお別れし、東京を離れた。


修行中も、開業準備中も それはそれは楽しくて、
あぁこの道を選んで良かったんだと思っていた。

しかし自己紹介でも書いたように、
2020年5月に開業したものの、思い描いた日々とは程遠く
有り余る時間と焦燥感の中で
少しずつ
大きくなる声がありました。


本当にこれで良かったのか?
あの人と生きることが一番幸せだったんじゃないか?
あの究極の選択を
わたしは
間違えてしまったんじゃないか?



…無限ループから無事脱出した今思うこと。


『選択に 正しいも間違いもない』


もしもあのとき、東京に残って、彼と結婚しこどもを産んでいたら
そこにはもちろん幸せがあるだろう

でももしかして
彼と喧嘩したとき、子育てがうまくいかないとき、
夢を選ばなかったことを後悔したかもしれない。

そう、どちらを選んだとしても、
いいこともあれば、悪いこともあるのだ。

ただ選択したという事実だけがある。

その選択の先に続く道を 進むしかない。
少しでも光が多くなるように 造ってゆくしかない。


でもひとつだけ。。。。。

あのとき、彼と別れるとき、
もう二度とこんなにすきな人には出会えないかもしれない、それでも構わない、それくらいの覚悟だから、どうか自分が思い描くセラピストになれますように!!

と祈ったけれど、
すみません、やっぱ私、彼以上のいい男と結婚したいです。

これからも頑張るから、
どうかお願いします。。!!!!

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