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自立支援と障害者手帳

伝統技術を学ぶ旅、今度は沖縄へ。
しっかり発作を起こして爆死しました、アルさんです。
た、楽しかったです…。

帰宅すると、ポストの中にお役所からの郵便物が2通。
自立支援医療と精神障害者保健福祉手帳の交付のお知らせでした。

自立支援のほうは受給者証という小さい冊子が既に封筒に入っていましたが、手帳のほうは役所での受け取りが必要。
ということで、届いたお知らせだけを持って役所に行ってきました。

担当の窓口で受け取りのサインを書いて、難なく手帳を取得。
差別防止の配慮なのか、病名は手帳には記載されていませんが、提出した診断書に書いていた診断名は「持続性気分障害」です。
等級は3級で通りました。

まさか自分が障害者になる日が来るなんて、正式に障害を認められる日が来るなんて、数年前までは思っても見ませんでした。
でも、今は手帳を持ってても当然だというような気もしています。
(今日が沖縄帰りで疲れているからそう感じるだけで、明日になったら元気になって、手帳を持つことに対して変な気分になっているかもしれませんが…。ま、そういう病気ですので。)


その後、手帳によって受けられる割引制度などの説明を受けました。
色々ありますが、学生の私が使えると思った制度は公共交通機関の割引制度。
私の住んでいる地域では、市内の電車やバスのほとんどが無料で利用できます。
バイト先まで前までは片道30分ほど自転車を漕いで通っていたのですが、帰り道で力尽きて倒れてしまうことが何度かあり、最近は電車で通うようにしています。
改札で駅員さんに手帳を見せれば無料で電車に乗れるということで、バイトに行く時に使えそうです。
最近はヘルプマークをつけているので、電車内でしんどくなる心配もなさそうですし、手帳とヘルプマークがあれば帰り道は大丈夫!
無料で電車に乗るために手帳を取得しようと思ったくらい、ありがたい制度です!

それと、全国各地に飛び回るようになったので、航空運賃の割引も使えそうです。
今度はJALに乗る予定があるのですが、JALは2割引だそうです。
いつも必ず旅先で鬱になっていて、旅立つのには勇気が必要なのですが、飛行機に安く乗れるというだけでモチベが上がります!こちらもありがたい!

あとは、これですね。公共施設の入場料の減免
全国の美術館や動物園などの施設の入場料が、無料または割引で入れるようになります。
美術館は気になる展覧会があってもなかなか行けずにいたので、この制度を使い倒して色々な感性に触れて、経験値を積んでやろうと思ってます。
市内だと電車・バスも無料ですから、お金使えない症候群の私でも、何の罪悪感もなく行けそうです。
好きなことを好きなだけできるようなるために、まずは手帳を使って練習します!



障害者手帳をどう使うか。
各種料金の減免を受けることは、生活を豊かにするチャンスをいただけるということでもありますが、まずは、私自身が障害者であるという自覚を持って、日々の体調管理を怠らないように、調子に乗ってやらかさないように、努力をすることが大切です。

元気になると病気であることを忘れて大丈夫だと思ってしまいます。
なので、

「いや、あなた大丈夫じゃないんだよ!みんなと同じようにしてたらダメだよ!すぐ鬱になるよ!対策しなさい、断りなさい!」

このように、ヘルプマークと障害者手帳を持ち歩いて自分自身への戒めとします。
いつか戒めがなくても、周囲に迷惑をかけることなく、症状に苦しむことなく生活できる日が来ることを願い、今日この日を第一歩とします。






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